[ちょっと良い思い出]の記事一覧 | 吉川裕一のオーストラリア人に教えてもらった８つの生きるヒント

リッツでの２泊目～和歌山へ

望月先生＋清水店長の講演会２次会が終わってからリッツに戻りました。そこでは、さらに宴会が！宴会と言ってもミーティングです。あるプロジェクトの元に集まった８名のかたと懇談会なんです。その懇談会リッツの和室で行われました。事前にコンビニで買い出ししておいて(*^_^*)クッキーやチョコレートを食べながらビールやお茶で乾杯です。その日のリッツは満室で２つほどリクエストしたのですが全て却下。さすが天下のリッツといえども満室のお客様をだかえるとリッツ・カールトン・ミスティーク（神秘性）を発動させるのはできなかったみたいです。何をリクエストしたかって？その１「ダブルの部屋をツインに　　　　　替えてもらいたかった」その２「和室に座布団を４枚追加　　　　して欲しかった」簡単に解決してくれるって期待してたのにな～～～っ(*^_^*)でも、翌日の１２時のチェックアウト時のロビーに出来た長蛇の列をみると仕方ないかも・・・って思いました。チェックアウトしてからリッツからJR天王寺までタクシーで。タクシーの中で４日間のことを振り返っていました。「熱かったな～～」って次にJR天王寺駅からスーパー黒潮にて海南駅までグリーン席だったのでゆったりのんびりです。あんまり気持ち良かったんで途中で寝てしまって乗り過ごすところでした。自宅に帰りついたのは午後４時３０分。熱い熱い４日間の終了です。

お店が出来る半年前には・・・

　お店の場所を決めて、OPENまで半年前には滋賀県にある自動車工場（軽自動車で有名なＤ社）の期間工をしていました。ちょうど、６ヶ月間の募集だったし、お給料がよく＋よく知っている滋賀県＋寮も完備！ということで、即決めました。　実は、まえまえから一度、工場のラインに入ってみたかったんです。念願叶った！って感じ。　そして、私が配属されたのは、バンパーの塗装の部門。そこのマスキングを担当しました。マスキングとは、色を塗りたくないところにシールを貼る係です。　そこの係には、バンパーが台車にのってどんどん流れてきます。それに、決められた場所に決められた手順でシールを貼ります。１mmの狂いもなくピッタリと！　私は、手先が器用で、結構最初から上手に出来ました。１日、３００とか４００とかのシールを貼るわけです。（←もっとだったかな？）１週間もすれば、もう達人！１ヶ月後には、天才レベル！！！(*^_^*)　２ヶ月たった頃には、その部門のリーダーになっていました。なんでも、好きになっちゃう得な性分なんです。その部門のリーダーになると、自分で１日のうちにどの色から塗るか決めることが出来ます。　全体的には、１日のうちに○台数の白のバンパー、○台数の黒のバンパー、赤は○台、青が○台と決められています。ここで、気を付けなければならないのは、濃い色の後に白を入れると台車を１台開けないといけません。なぜなら、色がお互いに付いちゃうからです。（最悪、塗り直し！）　でも、ラインとしては、出来るだけ台車を空で出すのは嫌なんですね。そこで色々計算が必要になってきます。この車種のこの分を、ここで確保しておいて、このタイミングで、こっちの車種の赤としっしょに出そうとか！　本当に、そこでの後半の３ヶ月は、これは天職か！と思うぐらい手慣れた物になりました。やめるときには、みんなに「いつでも帰ってこいよ～～」なんて言われたんですよ。　町でＤ社の軽自動車をみるたびに、懐かしい仲間達を思い出します。　いま、みんなどうしてるかな？　沖縄の○○さん、原発で働いていた○○さん、車が好きな○しゃん、かわいかった○○ちゃん、○○主任、みんな元気かな（＾＾）／

お店が建つまで

～前号からの続き　とにかく、ぼ～っと立っていても仕方がないので、近所の不動産屋さんにいきました（今思うと、小さな小さな看板で、そのお店によく入れたなって思います(^_^;)　）。そこで、聞きました。　　「あそ空き地はどうなってますか？」　って、すると、　「あの土地は、丁度、Ｉ不動産のあつかいだね。ちょっと調べてあげるね。」って。そして、Ｉ不動産を紹介されました。　そのままＩ不動産に行ってみると、店内は、スナック！「え～～～っえらいところだな。もしかして、これって恐いところ・・・生きて外に出れるかな(^_^;)？」　なんとそこはスナックのママが、不動産も扱っているというお店で、確かに不動産の看板も立っていますが、お店は、完全にスナックなんです・・・(^_^;)ちょっと、この時点で完全にビビってしましました・・・ハハハッ。　でも、そのママさんと話していると、案外普通でした。お姉さんが不動産鑑定士をしていて、その関係で自分も不動産を扱いだしたとのことです。お客商売が好きでスナックをしているって。確かに、そのママさんはスナックのママが板に付いた天童よしみ似の人でした。　そのママさんが言うには、その土地は、遺産相続で売りに出て、Ｔ工務店が購入したとのことです。そして、ゆくゆくは分譲地として切り売りしていくと言うことでした。　　　そこで、Ｔ工務店さんの社長さんと会うセットアップをしてもらったのです。でも、いったい、どんな社長さんでしょうね？ドキドキですね。やっぱり、恐い人だろうか？なんてね。　そして、Ｔ工務店さんの社長との面談です。幸いＴ工務店の社長さんは、実直そうで、とても丁寧な方でした。いままで注文建築ばかりやっていて良いお家を建てているみたいです。　何度か、会ってお話を聞いてから、こうお願いしました。　　「分譲予定地の一番端の海側でウインドサーフィンのお店を建てたいんですが！１階が店舗で、２階が住まい。壁の色はこんな色で、天井が高くて、店舗の内装は白。床は板張り風。でも、水がしみても大丈夫なの素材で。あとは、屋根は切り立った感じでお願いします。」　社長さんは、　「えらく具体的ですね(^_^;)もちろん良いですよ。まだ、誰も買い手がついていないですから。店舗の経験は少ないけども頑張ってやります。お願いします」って　こうして、お店が決定しました。１９９６年の秋のことです。　大きな空き地だったんで、小さなエリアだけほしかった私にとって願ったり叶ったりのシチュエーション。幾多の恐怖（ホントに、スナックがメインの不動産屋さんに入ったときには、もうやめようかと何度も思いました）を乗り越えて！出会った場所だったんです。　あとで計測してみると、お店の位置は大股でビーチから４９歩！ロケーションは最高で、お店の位置からは向かいの人工島の遊園地が見えます。夜になると観覧車のイルミネーションが綺麗なんですよ。そして、リゾートマンションがあって、大きな綺麗な吊り橋もある。　ビーチは、広くて遠浅で自然の砂で綺麗な白色！なんとウミガメも産卵に来るぐらいなんです。そして、海の水も綺麗で、エイやトビウオが一杯！畳一畳分もありそうなエイと遭遇することもしばしば！　そんな環境なのに大阪から高速で１時間１０分の近さ！　私が立てていた最高のスクールのための条件を全て完璧にクリアーしていました！！　「夢は具体的に描けば描くほど現実化しますね！」　やっぱり（＾＾）／

リッツカールトンからのお手紙

　昨日、今日と良い風が吹いています。春から夏にかけてのこの時期は、良い風が吹くことが多いのです。水温もほどよく冷たく（ひやっとした感じです）風は、程よい温度です。　これが秋だと、風の温度は同じでも、水温がもっと高く、少し違った感じを受けます。気温がたとえ同じでも、季節が違うと海でのセイリングは、全く違う印象を受けるのですよ。～～リッツカールトンからのお手紙～～　リッツカールトンのサービスでさらに凄いことを紹介します。　滞在後、数日経ったある日のことです。リッツカールトンからお手紙をいただきました！その手紙の内容は、「ホテル支配人宛のアンケートにご記入いただいてありがとうございました」というものでした。　私は、どこのホテルに泊まっても、心がけていることがあります。それは、支配人宛のアンケート用紙への記入です。ビジネスホテルから一流ホテルまで、何処のホテルでもありますよね。例の宿泊者への満足度チェックアンケートです。それへの記入をいつもしっかり書くのです。　でも、いまだかつてホテルから、それに対して返事を貰ったことなどありませんでした。しかし、さすがリッツ・カールトン！丁寧な文章で、しかも、ちゃんと、私が書いた内容を文面に用いながら書かれていたのです。これが世界のリッツ・カールトンと言われる由縁ですね。　さらに、こｍのいただいた手紙に氣をよくして、毎月私のお店で出しているニューズレター（その号には、リッツカールトン宿泊記を載せていました）をリッツカールトン総支配人宛てに送っておきました。そしたら、どうなったと思いますか？　実は、こんな内容の手紙を再び送りかえしてくれたのです！～～～～～以下、リッツから来た手紙から～～～～～～　　この度はお手紙をお送り下さいましたこと、厚くお礼申し上げます。ザ・リッツ・カールトン大阪への暖かいお言葉とニューズレターを早速社内に配布し、従業員とともに楽しく拝読させていただきました。　吉川様ご家族にこれからも末永く愛されるホテルであり続けるために、引き続き努力してまいる所存でございますので、今後とも一層のご支援をお願い申し上げます。　　吉川様ご家族の次回のおかえりを、お待ち申し上げます。　　　　　　　総支配人の直筆サイン　　　　　　　　　　　　～～～～～以上、リッツから来た手紙より～～～～～～　上質なメッセージカードに上記の内容が書かれていました。　最後の、「次回のおかえりを、お待ちしています」って言葉が、グッと来ますよね！「また行くよ！いや、帰ってくるからね！」なんて思っちゃいます。　いま、この時頂いたカードは、私のPCデスクの前の貼っています。常に、リッツカールトンのサービスを忘れないようにです。　私の最近の良い習慣の一つに、絵手紙を一日1通以上書くというのがあります。この習慣を続けられるのも、このリッツカールトンホテルから頂いたカードを毎日みているお陰かもしれません。このような心のこもった、お手紙、お葉書をもらうことほど嬉しいことはありませんからね。　今日は、リッツカールトンホテルからのお手紙の話でした。

リッツカールトンの思い出　その２

　昨日、またまた講演先が決定しました。今度は、地元和歌山！和歌山の若手起業家への講演依頼です！場所は、お家から５分のヨットハーバーです！なんか良いですね。　講演の内容は、「夢実現とアウトプットのこつ」というテーマでお話しするつもりです。前半で夢実現「次の次を決めると夢は予定になる」の話。後半で「アウトプットを意識すると、賢くなる＋記憶が良くなる＋話がうまくなる＝商売が繁盛する」というお話です。　前半は、先月、斎藤一人塾でお話しした内容をリファインして、後半は、先週、九州熊本でお話しした内容をリファインしようと考えています。途中にワークを２種類入れて、１時間３０分にまとめてみます！　７月１６日（土曜日）ですので、お近くの方は、ちょっとチェックしておいてくださいね(^_-)～それでは、昨日の続きです。　昨年の８月に家族で体験したリッツカールトン秘話！なかなかいい話ですよ。　それでは、どうぞ！！！～～～～～以下、私の８月２７日のメールから抜粋～～～～～～　さて、午後２時にチェックインした私達は、少し休憩してから、プールに行きました。フィットネスクラブの受付は３人です。一人は、フィットネスインストラクター。一人は、スーツを着た女性、もう一人もスーツを着た男性でした。　これらの人も、とても丁寧で、素晴らしい笑顔をしていました。　さて、ここでリッツカールトンならではの凄いと事が起こりました！　プールを終えて、私は、男子更衣室へ、妻と息子二人は女子更衣室へ向かおうとしました。その時、上の息子がいなくなって、妻が「裕馬がいてないけど、そっちに行った？」って探しています。　まあ、狭いエリアだから、どこかにいるだとろうと、私は妻にまかせて放っておきました。　お風呂に入って、髪を乾かしていると、中年の女性タオル交換スタッフが、話しかけてくれました。　「どちらからですか？」とか　「部屋は、眺めの良い部屋でしょうか？（眺めの悪い部屋などないのですが）」とか、　そして、私が　「さっき、息子がいなくなったって、妻が言ってたんですが。」と言ったところ　「それでは、少し見てきますね。」と、　そして、すぐに、息子をつれて男子更衣室につれてきてくれました。ただ、「いましたよ」って報告するだけじゃなくて、一緒につれてきてくれたのです。これって、期待した以上のサービスですね。　部屋に戻ると、ベッドメイクの若い女性が２名来てくれました。ここでも、素晴らしいことが！　部屋にはいるときは、彼女達は、靴を脱いで裸足になります。そして、ベッドカバーを外して、シーツを整えてくれたのですが、その動作がエンターテイメントなのです。二人は、呼吸を合わせて、一瞬にしてシーツをしわのない状態に整えてくれました！これは、かなり見られることを意識して練習しているのでしょう。　更にもう一つ、夜は、近所に住んでいる、高校時代からの友達を呼び出して、「バー」に飲みに行くことにしました（子供達と妻は、部屋で先に休んでいます）。あいにく５階のバーは、満席で、１階のラウンジで待つことに、スタッフは、早速、１階に連絡して私達の席を用意してくれました。　ピアノの真ん前のソファーシートです。たまたまタイミングが良かったのでしょう。生演奏が始まりました。せっかくだから、館内電話で、妻と子供達を呼び出しました。３０分ほど、そこで演奏を聴きながら飲んでいると、「５階に席を用意できました。」と、　私と友人は、バーへ、家族達は、部屋に。　チェックのとき、５階のバーのカバーチャージは、「これは、引かせてもらっています。」とウエイターが、私にだけ聞こえるように耳元でささやきます。　さすが！分かっている。　翌朝、朝早くプールに行こうかと思っていましたが、結局、ゆっくりと寝ることにしました。朝食を取って、少しのんびりしてから、チェッククアウトです。　ベルキャプテンに電話して、ポーターを呼んで、荷物を運んでもらいました。その時、ポーターの人がさりげなく、車種を聞いてきました。　「白のラウムです。ナンバーは１０００番です。」って私が　（実は、一人さんの１０００回唱える、ということから１０００番にしました）　支払いを済ませた後、私一人、地下駐車場に車を取りに行き、ロビー前に車を乗り入れました。　そして、妻が感動して乗り込んできました　「車がロビーに入り込む直前に、『吉川様、お車が、参りました。』ってドアボーイが言ってくれたよ！」　「まだ、完全に車が見えてなくて、しかも、直前まで他のお客さんと話してたのに、凄いね。」って　また、そのドアボーイさんは、「ラウムは、良いですね。羨ましいです。」と車を褒めてくれました。私は、　「そうですね、トヨタのラウムは、究極のファミリーコンパクトですよ。」って答えました。　こんな感じで、私達の「リッツカールトン」滞在は完了です。妻は、「リフレッシュしたわ！」って言ってくれました。私は、「リフレッシュと言うより、勉強になったよ。」って　リッツカールトンのすごさは、スタッフ全員、一人残らず、「笑顔と愛ある言葉」を高い次元で実践していることにあります。また、ホテルの備品、一つ一つが、ホテルの装飾一つ一つが考え抜かれています。そこが凄いのです。　「素晴らしいホテルを造ってくれて、セザール・リッツ（リッツの創始者）さんに感謝致します！　ありがとうリッツカールトンのスタッフのみなさん！！」～～～～～以上、８月２７日のメールより～～～～～～　いかがでしょう？伝説のリッツカールトンのサービス（＾ｏ＾）　ここを体験したら他を選べなくなります。凄いですね！　実は、話はまだ続きます。これからの話も凄いのですよ！　明日は、この続き、リッツの思い出第３弾です。