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カテゴリ:パブデ著「飲酒論」
上手に描けたと思う絵は、あとからみるとつまらないことが多い。なんだかバランスが悪くて歪んでいたり、何かがちぐはぐであったり、そうした気にかかるところがある絵に惹かれることが多い。 なにか落ち着かない、なんとなくおかしい、そういうものを持っている絵が印象に長く残る。
これはただ下手だっただけかもしれないが、自分としては妙に気になる。何かバランスや構図や変だし、スケッチが不正確だ。修正したいっていう気持ちが、印象を深める。 人の個性というものもそうでる。欠点がある人の方が好き嫌いは別として印象に残る。 もちろん酒も。ちょっと飲みにくさを持っている酒が旨い。だからラガブーリンだのタリスカーだのがまた飲みたくなる。ビールの苦さしかり、ビターズ1dashの薬っぽい甘苦さのニュアンスしかり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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