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BARで描く絵日記

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2009年10月26日
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週末に、山形で法事があり、そのあと那須で一泊してきました。

かみさん的には、僕の史跡名勝好きとおなじくらいに、お土産屋が重要な観光名所でありまして、アジアン雑貨やとか有名お土産屋などをめぐりました。

腸詰屋で生ハムを買い、五峰館でスモークドカマンベールを買いましたので、昨夜はそれをつまみにして思い切ってとっておきのブルゴーニュを開けてみました。

とっておきといっても、3,4千円くらいです。

うちんちでいつも飲むワインは千円前後ですので、その3,4倍もするワインです。

オーストラリアとかNZとかカリフォルニアとかのピノは、イチゴだのラズベリーだの、濃厚な果実の甘さと香りがするものが多いですが、ブルゴーニュのピノはそういう濃さではなくて、はかないお香みたいな印象です。

アロマに興味を持って、家で香を焚いてる人とかいるじゃないですか。

それに近いのがブルゴーニュのピノなんじゃないかと思うんです。

   Colors.jpg

ボルドーや南米のカベルネソーヴィニョォンとは、全く違う種類の飲み物なんじゃないのかな、と思うんです。

バーボンウィスキーには、甘いものも辛いものもあります。オーバーホルトなどのライウィスキーは辛いですが、その中にそこはかとない甘さが感じられますが、メーカーズマークなどはストレートに甘さを感じます。

オールドグランダッドは甘辛さがこってりのパワーがありますよね。ファイティングコックも激しい甘辛さがありますが、オールドグランダッドの甘辛さとは何かが違う。

ピノ系ワインとカベルネ系ワインは、それに近いような、もっと根本的に思想が違うような、そんな気がします。

昨夜飲んだバーガンディは、とても微妙でして、その香りを探索する作業が楽しくてしかたないワインでした。そういう微妙系ワインはとても好きです。

今夜は雨の中、水たまりにはまりながら飲みに行きました。

最後に、ナパバレイのカベルネをごちそうになりました。

こいつはまたチンパンジーとオランウータンほど違うワインです。堅い苦渋みの甲羅を背負って、中の肉にあるグルタミン酸の節系の旨みを隠しているのです。

初めは飲みにくいと思っていたのですが、飲み下してしばらくたってから、そのうまみが舌によみがえってくるのです。

哲学的というか清教徒的というか、かたくななイメージと、そのあとで舌に沸き立つ官能や享楽のイメージと、二面性を持ったワインです。

あー、こういうのも、とても好きだあ・・・。

   NZpino.jpg

いままでは、ワインというひとくくりの先入観で飲んでいたために、そうした面白味に気づけないでいたのだな、と思いました。

シングルモルトだって、ローランドのブラドノックと、紹興酒みたいなグレンドロナックと、ヤニ汁的なタリスカーと、焼いたグレープフルーツのようなボウモアと、同じモルトという名前がついていても全然違うじゃないですか。

テキーラとジンの違いよりも違うと思う時があります。

ワインもブドウ品種や国や作り手などによって、別種の酒になるのだな。微妙なピノの楽しみ方と濃いカベルネの楽しみ方は、塩ダレ鍋とカレー鍋くらい違うってことかな。

貴重な発見ができて、雨に濡れながら飲みに行ったかいがありました。



絵は、今日のワインとは全く違います。





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最終更新日  2009年10月26日 23時36分26秒
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