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カテゴリ:カクテル,ワイン,エトセトラ
昨夜は7種類のボジョレー・ヌーボーを味わいました。ワインバーならではですね。記憶が定かなうちに、記録しておくことにします。 絵はまだできていません。
1)ピエール・ラフォレ テントウムシのラベルが、ハロウィンっぽくてかわいらしい。甘酸っぱさに青臭さが加わって、いかにもなボジョレー・ヌーボー。いきなりヌーボーの世界に引きずり込まれる見事なボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーでした。とても好印象です。 2)マルセル・ラピエール 1)より味わいがおとなしく酸味も薄いせいか、水っぽい印象が先立ちました。でも味わっているうちに、その水分のおいしさみたいなのが感じれらます。ビオの権化のような人だから、ボジョレー・ヌーボーはこれなのだ、とむしろ主張しているようにも思われます。清潔なニュウボゥ。 3)ガイ・ブレトン これはちょっと面白い。薬膳的、漢方的、スパイシー、それに乳臭さみたいなのもあってとても複雑です。意外なヌーボーです。これを一押しにする人が多かった。 4)ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ 中だるみというか話に夢中になっていたせいか、印象が薄い。バランスのよさもむしろ印象を薄くしている原因かもしれません。わさび風味のドライしいたけ(LVSJの定番の乾きもの)とのマリアージュが絶妙でした。 5)オリヴィエ・ラヴィエール 色も濃いし、味も濃い。甘さとアミノ酸の旨みは、いかにもマセラシオン・カルボーニック! 6)フィリップ・パカレ 今年も出会えました、白うさぎちゃん。でも、いつもよりも濁りが薄いですね。ピンク系が少なく赤紫系が強い。味はかわいらしく、小麦ビールのような感じで、それは微発泡のせいもあったのかもしれません。やはりいつものパカレよりパカレさがおとなしいような気がします。 7)マダム・ルロワ さすがだ、これはうまい。色は美しいルビーで、味わいは洗練と調和の中にロマンチックを内包しています。フライトに例えれば、他のボジョレー・ヌーボーは離陸のワクワク感なのだけれども、ルロワのボジョレー・ヌーボーは離陸している瞬間からすでに着地点を見極めているようなイメージ。口の中では揺れながら飲み干せばしっかりと静止する。上手すぎてむしろ苛立つほどです。 今月いっぱいは、ときどきまた味や香りを確かめながら楽しもうと思っています。自分でも一本買ってみっかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月19日 11時11分24秒
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