来年度から絶対評価の内申点を生徒に公表。
私の県では来年度から中学3年生の内申点を、受験前に生徒に公表する事が決定されました。相対評価から絶対評価に変わった事による、成績の不透明性をなくすためにおこなうそうです。 確かに現在、相対評価から絶対評価に変わった事により、受験校決定の資料として使いにくい面があります。それは各学校間の評価のしかたがちがうからです。また各学校間で成績評価の割合もちがいます。 来年度からこの成績評価の割合も、高校側に資料として提供される事になります。これは今まで県教育委員会へ提出するだけでした。これにより、この資料はボーダーラインの合格判定には役立つと思われます。また以前のように、内申点を重視した選抜も可能です。 私の塾には、おもに4つの中学の生徒がかよってきます。そのなかのひとつの学校の生徒は毎年、内申点と実力との相関がまったくとれていません。他の3中学校の生徒はほぼ相関がとれているのに。 こういうことからも、私は以前から,学校間でちがう内申点の透明性を高めてほしいと思っていました。