病状の経過報告(その5)
9月ようよう2学期の始業式もあるので、愛知に戻ってきた。気分も晴れやかなので、登校できるだろうと意気込んでいた。始業式、まさかと思ったが朝から登校し始めた!びっくりである。2日目、登校できた。すごい。ところが・・・。この日はまとめテストがあり、1年の部分の範囲だったため割と解けたらしく、浮かれて、部活のランニングをしてきていた。3日目、案の定、朝だるくて起き上がれない。ほんとに自分の体をわかっていないヤツだ。動けると調子に乗ってこれくらいならと頑張ってきてしまうのだ。筋肉痛はひどいが、気分はいいのか午後2:30から登校して行った。4日目、お休み(~o~)。午後3時にやっと起き上がってきた。筋肉痛がひどく、体がほてり、夜中足がむずむずして痒くて眠れなかったらしい。・・・これってむずむず足症候群前から頻繁になっていたらしい。もしかして鉄分不足かも・・・ここで私はマクロビでやっていくのは少し不安に思ってきた。やはり、体力が持たないのである。それと、マクロビを始めてしばらくした頃、全粒粉のパンを作ったりしていたところ、私の消えていたアトピー性皮膚炎が出てきた。妹も腕の曲がり目に痒みを訴え始めた。でも息子の症状がよくなってきている感じもあったので我慢していた。もしかして私は小麦粉アレルギーいろいろまたネットサーフィンにおぼれていった。そこでたどり着いたのは、『分子整合栄養医学』からの『低血糖症』というものだった。どうも蛋白質、鉄分などの栄養が足りなく、血糖値がうまく調整できないというものである。これかもしれない夏休みに糖質(砂糖、炭水化物)を抜いていたので体が好転したのも合っているし、以前血液検査をしていた情報をもとに数値を見比べながら自分なりに素人ながら分析し始めた。 また夏休み最後に実家のじいちゃん達といった人体不思議展へ行った時に「体スキャン」をしてきていた。そこのデータをみてびっくり、無機質の数値が『0』に近かった。後から聞いてみるとそこの係りの人が顔を合わせてギョッとしていたように感じたとは言っていた。しかしお客さんなので、14歳ですから今からですよと声をかけてもらったらしい。無機質といえばミネラルである。やはり、栄養が足りていないのかもしれない。5日目、やはり起き上がれない。3時半に学校へプリントを提出しに出かけていった。今日から市販のサプリメントを飲んでみようと思った。なるべく天然に近いものがいいのかと思い、探してみた。わけわからず、プロテイン、ヘム鉄、ビタミン、ミネラル、あと、肉料理を再開した。土日と少し体が軽くなったとめずらしく朝からゲームをし始めた。おまけに父と散歩へいくと近所のスーパーまで歩いていった。サプリメント効いてきた週明け10日、少し辛そうではあるが朝から登校できた。帰ってくるなり、全員部活がない日でめずらしく友達の家へ遊びに行くと張り切って出かけていった。びっくりやはり迷ったらしく、帰りは遅かった。実は小学校の時から新しい友達の家に行っては帰り道迷うらしく、ちょくちょく心配させられており、愛知へきてからも近所のスーパーがわからず、でウロウロしていたのである。11日、3限目より登校。12日、4限目より登校、プール実習があるから入りたいと懇願され、スイミング経験もあり大好きなので1回くらい出てもいいかなと私もあまい判断をし、許可した。・・・やはり放課後、保健室で動けなくなっていたらしい。反省(ーー;)サプリメントがいいのかといろいろ模索し、勉強も頭がさえるかと思い、イチョウ葉エキスも足してみた。が、これがいけなかったのか、筋肉痛もひどく、腹痛も訴えていた。13日、休み14日、3時より登校。やはり、自分での判断は難しいと思い、思い切って栄養療法をやっているお医者さんにHPから一般の血液検査で足りない栄養を見てもらえるというのを見つけた。(5時間糖負荷検査など、詳細な血液検査を主体にやっているお医者さんもいらっしゃるが、金額が跳ね上がるので飛びつけなかったのもあり、躊躇していたところだった。もう少し近かったらいいのにと思ったりしていた。)ひどい時の血液検査結果を送り、思い切ってコンタクトしてみた。なんとあまりにもひどかったのか、少年なので気をつかってもらったのか、電話がかかってきた。なんとドクターユーズのサプリメントを処方してしてくださるというのだ。やはり、1. 蛋白欠乏がある。2. ビタミンB6、B3の欠乏を疑う。3. アレルギー体質である。4. 鉄欠乏を疑うとデータから読み取ってもらった。早速、ビタミンBコンプレックスとナイアシンがいいのではと判断してもらい買うことにした。あとは糖質を避けて野菜、蛋白質中心の食事を心がけるようにと言われ、なんとかがんばってみようと思った。18日、昼より登校。19日、9:00登校。たまたま部活に顔を出しに行った。そこで体が動けて安心したのか、倒立をしてきたというのだ。ほんと学習能力がないのか、自分の気持ちをコントロールできないのか、家ではだるさが倍増していた。20日、21日、お休み(~o~)。だるさがハンパなく腕の筋肉痛がひどく起き上がれない。22日、23日、24日、連休のため富山に帰省する。自作のウッドデッキから白蟻がわき、解体作業をせまられていた・・・。どうしても帰らなくてはならなかった。食事に気をつけサプリを飲み、体が回復してきたのもあってか、息子は地元の友達の家までで毎日出かけていた。25日、林間学校前日、登校しなくてはと言いながら起き上がれなくいると、先生から電話があり、荷物だけでも点検させてくださいと呼び出されてしまった。無理やり起こしてに乗せ9:00に登校させた。点検が終わる頃、本人に一日おられるかと聞いてもらい、無理と判断したのか早退させてもらった。次の日から念願の「林間学校研修2泊3日」がせまっていたので、頑張ると疲れるのは目に見えていたからである。26日~28日、初日朝6時集合のため緊張と楽しみが合わさってか、5時から起きていた。すごい、2泊3日なんとか無事起床から就寝まで皆と一緒に行動できたみたいだ。すごく楽しかったと夜まで興奮していた。そうです。林間学校研修に無事参加できました。この林間学校だけはぜひにと先生もあせっておられたので行けて本当によかった。どうやらクラスの記念写真にも入れたようだ。29日、疲れが出てだるいらしいが、友達が遊びに来てゲームをしていた。30日、すこしの微熱とだるさはあるが好きなことができて木を彫ってみたり、気分転換していたようだ。このままいくとなんとか続けて通えそうな感じで家族皆うれしかった。