『超説!日本昔話 その時歴史が動いた』
『そのとき れきしが うごいた』こんばんわ、司会の まつらいだ さだとも です。きょうの『そのとき れきしが うごいた』はこんなお話です。今は昔・・・舞台は、ある村でした・・・都では 鬼が暴れまわり 人々の暮らしは 困窮をきわめています。若人は 鬼退治にと 駆り出され村は年寄りと子供ばかり川辺に ある老婆の姿が・・・「はぁ~~~・・・・鬼にも困ったもんだ・・・どこかから 鬼を退治してくれる 英雄でも あらわれないもんかね・・・」川の上流をみつめながら老婆は切なそうに続けます「そういえば 昔話の桃太郎は川上から 桃に入って 登場するんだっけね・・・」しかし 川上からは いっこうに 桃が流れてくる様子はありません。「だいたい 人間が 桃に入るような 大きな桃など あるはずないか・・・」そう 世の中 そんな 奇跡など おきるはずが・・・・あったのです!!!!そのとき 川上から 人の入った 大きな桃が確かに流れてきていました。しかし、それはそれは 大きな桃さらに 人間が中に入っているのですそう 当然 水に浮くはずがありません。深い川底を ゴロゴロと這うように流れていたのです。そうとは気づかぬ老婆は重い洗濯物と汲んだ水をつらそうに抱えとぼとぼ 家へ帰っていきます。「・・・それにしても・・・どこかから・・・鬼を退治してくれる 英雄でも あらわれないもんかね・・・」鬼を退治する 一寸法師が 現れる3年と5ヶ月前のことでした。『そのとき れきしが うごいた』の?