おばあちゃんが入院しているときに
私自身は病院の先生と話す機会がなかったのだが
(ほんとは会って直接話がしたかったんだけど・・・)
母から聞いた先生のいろんな話を自分なりに解釈しても
なんとなく合点が行かないことがあった。
以前、知人に教えてもらった帯津良一先生のところに
セカンドオピニオンを聞きに行きたかったぐらい。
いまさらなんですが、おばあちゃんが亡くなったあと
こんな本を見つけて読んでいます。
ポックリ名人。
若くしてなくなったとしてもポックリ逝ったのなら
それはそれで潔くていいじゃないか、というような話が書いてある。
私にゃ、無理だな。
だって長生きしてやりたいことたくさんありますから。
太く長く生きてやるよ~。
おばあちゃんは最後の2ヶ月は、食べられなくて入院になってしまったのですが
もし、その入院がなくて朝起きてたら死んでいた・・・という死に方だったら
本人はきっと本望だったろうけれど、家族はなかなかそれを受け入れられなかったと思う。
ポックリ行くのがいいのか、入院するのがいいのか。
結局のところ、この本を読んでも結論はでませんでした。
でも、1つ言えることは
入院して栄養補給と称して、点滴や流動食をやったこと、
これがかえっておばあちゃんを苦しめてしまったんじゃないか。
今となっては、いろいろ考えてももう仕方のないことなのですが
ときどき思い出しては、不憫だなぁ・・・と思うことがあります。
せめて自分のときや、自分の親のときには
この本の最後のページにある「書置きノート」に
自分に死が迫ったらしてほしいこと、してほしくないことを
元気なうちに書いておくしかないですね。