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子ザル飼育日記

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2008.02.01
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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:徒然
今日はちょっとまじめなお話です。
飼育係だって、たまにはまじめなことを書くんですよ。

私は、今までに非常に身近な人が命を落としそうになる様を
すぐ近くで見たことが二回あります。
結果的にはそのどちらのケースも命を取り留めましたが
その大きな一因に心肺蘇生法があります。

一度目のときは、実は実父でした。
飼育係はまだ子供でした。
でも、今の太郎よりは大きかったので
状況は十分に理解できましたので
「ああ、死んじゃうんだ」と思いました。

人間って、パニックになると本当にとんでもないことをします。
このときもそうでした。

119番も自宅住所もまったく思い出せなくなる姉。
押すはずのドアを必死で引っ張って「開かない!」と叫ぶ私。
一刻を争う事態に近所の人を呼びに行こうとして
なのに、スニーカーの靴紐を結び直そうとする兄。

今ならあれこれ思い浮かべられますが
そのときはそれがおかしいとも気が付きませんでした。

そんな風に皆がパニックになっている中
一人だけ冷静な人物がいました。
母です。

彼女は冷静に家族に指示を出し、
父に心臓マッサージと人工呼吸を続けました。

救急隊員にも病院でも
それがなかったら無理だっただろうと言われました。


二度目は、実は子ザルです。
目の前の我が子が呼吸も意識もないというのは
私の人生で今も最大の恐怖でした。

でもね。私は二度目の経験だったことと
もう一つの理由から比較的落ち着いた行動ができました。
その時、雅は不在でしたが一人で対処することができました。
人工呼吸も、心臓マッサージもしました。
救急隊員の方にも病院でも
「医療関係者ですか?」と聞かれました。

私はど素人です。

なのになぜ、二度目とはいえ
一度目は子供だった私がそこまでできたのか。

理由は簡単です。
シュミレーションをしていたから。

太郎が生まれたころ、ちょうどメディアで
「乳幼児突然死症候群」が取り上げられる機械が多くありました。
それもあってネットや本で心肺蘇生法を調べ
それらを熟読していました。
また、年齢別子供用の心肺蘇生法と
救急車を呼ぶ際のポイント(伝えるべきことの箇条書きなど)を
自分で紙に書いてベビーベッドに貼り付けていました。
太郎の寝顔を見ながら一日に何度もそれを読み

「もし一人のときに何かあったら」
「雅がいてくれたら」
「病気の場合は」
「怪我の場合は」
「火傷の場合は」

一人で自分の取るべき行動をシュミレーションしていたんです。

誰だって何もないのが一番なのは当然です。
「まさか我が子が」
「そんなことは非日常でめったにないこと」
そう思ってしまいがちです。

でも、私はラッキーなことに、子供のときに
「親であっても、死ぬことはある」
「人は、あっという間に死に近づく」
そんなことを知ることができたんですね。

私自身、その出来事の後には
PTDSのような症状がでたりしました。
でも、今となってはラッキーだったって思っているんです。

恐ろしいことだけれど、家族の、
子供の命が危険にさらされることというのは
「誰の身の上にも、今すぐにも起こりうる事」なんです。

だからこそ、予防策は取らなくては。
意識や呼吸機能の低下があった場合
心肺蘇生で救命率はグッと上がります。
慌てずにそれを行うだけで
助けられるかもしれないんです。

「慌てずに」と書きましたが
子ザルの時は、やっぱり私だって慌てました。
手も足も震えたし一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
正直、病院で処置を待ってる間は
「私が死にますから助けてください」としか
頭にはありませんでした。

でもね、そんなことの前にできることがあるんです。
しかも、ずっとずっと助けられる確率は上がる。

備えあれば・・・って。本当なんです。

この話は、リアルなところで私の近くにいる人は
結構多く知っています。
私は、ブログのことを周囲には一切話していないので
このことを書うかどうしようか。
実は結構考えました。

でもね、でも。
やっぱりたくさんの人に知っておいて欲しい。
今、お母さんの人も
これからお母さんになる人も
お母さんになるかどうかわからない人も。
お孫さんを持つかもしれない人も。
自分の子じゃなくても。

通りすがりで。親戚で。知人の子で。
子供だけじゃなく、大人でも。
命にかかわる事態に
明日、出会うかもしれないんです。

私のお勧めHPです。
よかったら参考にしてもらえたらうれしいです。

お子さま119番
救急車の呼び方や蘇生法、
気になる症状への対処法などがあります。

応急手当の手順
AEDを使った救命救急法などがあります。


一人でも、悲しい思いをする人が減りますように。


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最終更新日  2008.02.01 16:42:51
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