守るものと守られるもの 2
書き上げた日記をうっかり消してしまって「もう何にもしたくない症候群」を発病していたプレです。こんにちは。もうね、すっかり書き上げてあとは「公開する」をポチッとするだけ。数日かけてそこまで持ってったところでパー!ですよ。そりゃーもう、がっくり。ええ、もう…がっくり。でも、諦めずにもう一度書いてみましょうホトトギス。ってことで、本文です。先日書いてそのままになってしまっていた守るものと守られるものの、続きです。実はあの日、雅とは連絡が取れませんでした。雅は単身赴任で週末だけ帰ってこれるかどうかという生活のうえ職場は震度5強の地域でビルの20数階にある上日帰り出張も非常に多く、はっきり言って平日彼がどこにいるのか、飼育係は把握できない状態です。そのうえ「日帰り出張」先で一番多いのは北関東。とにかく気をもみましたが、それでどうなるわけもなく。数回メールや電話でのコンタクトを試みましたがまったく通じず。幸い雅からのメールは夜になって数回届きましたがこちらからのメールは一切届いていないようで初めは「こっちは無事」程度であったメール内容が雅の焦りを感じる内容へと変化していきました。実は、雅は以前の職場があまりに激務だったため安定剤を服用している状態です。症状自体はごく軽いと言えますが、あの揺れでしたからその点も心配でした。こちらは無事だと伝えたいのに。早く安心させてあげたいのに。子供たちの無事を、一番心配しているはずなのに。そう思い続け、連絡が通じたのは結局真夜中を過ぎていました。雅は、避難所にいました。東北ではありませんでしたが出張で被災地にいたのです。電車に乗っていた最中で、そこから高台に誘導していただき最終的に小学校の体育館でお世話になっていました。家で4人そろっていた私達を気遣う以外はそれだけのことを話して「迷惑になるから」とすぐに電話を切ったあとで、本当にホッとしました。そう、ホッとしたんです。雅を心配しているつもりが、私がほっとした。勿論、雅もほっとしたことでしょう。心配し、思いやり、相手を気遣う。このことに、お互いが支えることで支えられているんだと、本当に実感しました。被災地の方々の中には、こういった瞬間を迎えられないまま、今日まで過ごしていらっしゃる方々もおられるでしょうからこのような内容を書くことをずいぶんとためらいました。でも、私はこれからも支えていきたいです。支えて欲しいです。家族も友人も、被災地も。実は、GWに松島へ行ったんです。そこで、観光をして、おいしいものを頂いて、お土産を購入しました。楽しかった。そして、お店の方々の笑顔に本当に胸が熱くなって私も頑張ろう!じいじのことも、子育ても、被災支援ももっと頑張ろう!そう思えました。守ることで守られている。支えることで支えられる。どこででも、いつでも、どんなことでもそれは必要で、大切で、ありがたくて、嬉しくて。それを、再確認しました。忘れないように、書き残そうと思いました。忘れません。 いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!!ワンクリックでもれなく順位と飼育係のテンションが上がります。