子ザル飼育日記

では、本文です。

こんな↑ことを書いたので、誤解されそうですが
飼育係は整理整頓･掃除･片付け全般が非常に苦手です。
ついに言うと、センスがないので部屋の中を
「趣味よく飾る」というのも苦手。
雑貨屋さんなどで「あぁ、コレ良いな～」などと思っても
いざ買って来てうちに飾ると「･･･違う。」
そう呟きたくなってしまうわけです。

こんな飼育係ではありますが、実は友達に
「プレんちは居心地がいいわ～♪」と
言ってもらったことがあるんですのよ、奥様。（←急に自慢気）

まぁ、ある条件の下でのみなんですけど。
それはね、


ちびっ子連れのお客様限定


太郎一人の若きママだった頃。
数人のママ友が出来ました。
それまでは文字通り孤軍奮闘だった飼育係ですが
それからは毎日のように公園などへ出かけ
お昼はみんな持ち回りで一軒に集まって食べる習慣が出来ました。
もちろん、材料も持ち寄り♪
一軒に集中するのではなく、ご馳走になるのではなく
非常に楽なお付き合いでした。

そんな中で「プレちゃんちは居心地が良い。」
と言ってもらえたんです。
「あと、○○さんちもだよねー」

「遊びに来てると子供を叱ることが少ない」
「のんびりできる」
「何でかなー？」（←みんなこれと言った理由はない）

そんなこと言われたらこちらも嬉しい。
でも、取り立てて理由は思いつかないし･･･。

すると、一人のママが気がついたんです。

「プレちゃんちに来ると、
子供が散らかしても気にしなくて良い
　　　　　　　　　　　からじゃない？」

なーるーほーどー！

私は家で子ザル達と約束がありました。

「ハイ、子供はこっちで遊んでね～」

いくら片付け下手な飼育係でも
家のそこいら中におもちゃが散乱していればイライラもします。
片付ける端から出されるおもちゃたち。
ようやく片付け終わって「ふぅ～。さて、お茶でも。。。」
と、振り返るとそこにはまたおもちゃの山。

悪いごはいねが～？byなまはげ

なので、逆転の発想で
「散らかしてもいいコーナー」
「散らかしてもいい時間帯」
　　　　　　　　　　を作ったんですね。

リビングの隣が和室なので、和室の中はどれだけ散らかそうがOK。
ただし、大人がお茶を飲んでいるリビングへは
一人一つしかおもちゃは持ち込めないのです。
理由は「こっちは熱いお茶もあるし、大人がお話をしているところ。
あなたたちが遊ぶ場所ではないのよ」と。
その代わり和室は散らかしてもOK。
でも、帰るときやご飯・お昼寝・夜になったらおもちゃの時間は終わり。
ちゃんとお片づけしようね。と。

３～４歳になればコレを言えばたいていOKしてくれましたが
それ以下の子は無理。
でも、和室が十分に楽しければ
リビングへの持ち込みは一つでも結構平気でした。


大人はお茶を飲みながら子供に気を使わなくていいし
かといって目が届かないわけでもない。
悪さ（障子を破くとか）をすれば注意できる場所に子供がいて
尚且つお茶が飲める。
帰るときには全員でお方付け（親も）なので
「こんなに散らかしてごめんね」と言って帰る気まずさもない。

子供も、見える位置にママがいるけど
あれこれ言われることがない。
和室で喧嘩になったりちょっと寂しくなったら
大人に混じってお菓子をつまんだり
ママにちょっと甘えてはまた遊びの輪に戻っていく。


コレが居心地のよさの秘訣！？


子育て中、飼育係の夢の一つは「喫茶店へ行きたい」でした。
静かな空間でゆっくりお茶を飲みたい。
小さな小さな、夢とはいえない夢。
でも、ベビがいると（子ザルがいても無理ですが）
それははるか彼方に霞のごとく見える蜃気楼のようなもの。

でも、実際そんな場所へ行くと、気を使って疲れちゃうんですね。

だったら、初めっから
騒ぐ･散らかす･泣く･喚く（コレはサル山だけか＾;）
コレを前提にしちゃったんです。
サル山同様に「居心地がいい」と言ってもらったおうちも
まったく同じ方針でした。

触られたくないもの・危険なものは初めから手の届かないところに。
なので、我が家のゴミ箱は長いことTVの上にありました（爆）
でも、そのほうが親も子供も楽。
１～２歳のうちなんて「コレは触ったらダメ」なんて
記憶できないですもん。

あ、でも、危険は教えましたが。


　　　　　　　　　

ママだって子供は叱りたくない。
子供だってママに叱られたくない。
でも、一息ついたり
のびのび遊ぶことは必要だから
上手に距離をとるのって結構重要な気がします。

あ、コレって実は夫婦にも言えること？
そっか～！だから雅が時々黙って片付けてるのか～♪

思ったことがあっても黙っててください。

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↑「え？今散らかってる？」
　普通と基準がずれてきてる飼育係に。