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子ザル飼育日記

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2008.04.05
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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:徒然
昨日の日記の続編というか、付け足しというか・・・
とにかく、そんな感じになりますが。
オチも何も無い日記ですが少しでもお役に立てば・・・。


           


昨日は「病院へ行くか行かないか」を書いたんですが
今日はいざ病院へ。となった場合の持ち物について。

 ~2、下痢や嘔吐はないか~

このとき、できれば排泄物や吐しゃ物を持参します。
口で説明するより先生にも一目瞭然ですし
場合によってはそのまま検査していただけることも。
ただ、見せた後は持ち帰ることになるケースが多いので
それだけはご覚悟を。

 ~3、排便・尿の回数と状態~

オムツの年齢のうちは、これももって受信します。
それ以上の年齢の場合、汲み取るわけにも行きませんから
写真を取るのもひとつの手です。
デジカメではなくても、最近は携帯もありますよね。

 ~4、脱水症状はないか~

私はいつも熱のあるときの目安として
5~6歳くらいまでは最低でも一日500ml
12歳くらいまでは1リットル程度
の水分補給を最低ラインとして心がけます。
『その日、どれくらいの量を飲んだのか』
『何を飲んだのか(水・イオン飲料・ジュースなど)』
を伝えるといいと思います。
私は子ザルには保冷機能のストロー式水筒を渡します。
水筒に入れるときにどのくらい入れたのかを覚えておけばOKだし
枕元に置いておけば夜中でもすぐに飲めて楽チン♪

 ~5、意識の有無~

様子がおかしいときにはビデオ撮影していると診断に役立ちます。
3、でも触れましたが、携帯でも動画機能があるものなど
便利だと思います。
動画が無理であればメモでも十分です。
内容としては
*始まった時刻・終わった時刻
*言動(言葉の明瞭さ・返事の有無・行動内容)
*痙攣であれば左右対称が非対称か・またその様子
*瞳の様子(開いていたかどうか・眼球の動き)
                 などがいいと思います。


でも、コレをそのときになって急にしようとしても
ちょっと難しいですよね。
なので、飼育係は主に子ザルが具合が悪くなると
そのときから育児日記ならぬ「看病日記」をつけます。
そう、まさしく「子ザル飼育日記」です。

たとえば、今回の三郎の場合をちょっと書き出してみます。


29日
 6:15pm 38.1度 アイス ポカリ
 7:00pm 39.0度 ポカリ500終(500を一度飲み終わった)
 8:15pm 40.4度 ポカリ500st(スタート)
 9:00pm 39.7度 ゼリー半分 ポカリ
10:00pm 38.4度 トイレOK ポカリ
10:20pm 入眠  呼吸OK 鼻づまり

こんな感じです。
本人が起きている限りは大体1時間か
長くても2時間おきで体温を測り、そのとき必ず水分補給。
これ以外にも水分補給はしますが、これはいちいち書きません。
ただ、500mlの水分を大体何時間で飲みきったか。
ということだけは忘れないようにします。
薬がある場合には薬も種類と飲んだ時間も記入。
お薬手帳も使っています。

救急であれ、普通の受診であれ
診察を受けるときには
*母子手帳
*お薬手帳
*このメモ書き
を、必ず持参します。
このときも持参してERで使っていただきました。
もちろん口頭でも説明はしましたが
メモを看護師さんが読み上げながら
その間医師が処置を進めることも可能なので
非常に良かった。と後で看護師さんに言われました。
 
ただ、メモはともかくこれらのことは全て
飼育係の経験と子ザルの観察の上での素人判断です。
飼育係は医学を学んだこともありませんので
ご家族が病気の時にはご自身の判断を元に
参考程度に留めていただくよう、お願いします。


         


子ザル達は三匹ともに
発熱のたびとまでは行かなくても
結構頻繁に40度超を経験しています。
その度に、メモを活用してきました。
何度も書いていると慣れてくるし
受診しなくても「ああ、そろそろ熱が下がるかな」
「コレなら大丈夫だな」と自身の判断にも役立ちます。
「メモを取ろう」と思うことで冷静に子供を見ることもできます。

子供が体がきつく不安なときに
親が慌ててしまったら?
きっと、子供はもっと不安になってしまうでしょう。
「大丈夫よ」と声をかけ、微笑みかけるだけで
子供はほっとしてくれる。

薬よりも何よりも、子供が安心してくれるのは
親の「落ち着いた温かい態度」だと、飼育係は思っています。
それにちょっとでも役立てたらメモも無駄知識も、無駄じゃないかな?

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最終更新日  2008.04.05 10:31:21
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