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子ザル飼育日記

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2008.04.15
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カテゴリ:徒然
新学期に付き物の
オチリにシールペタっと とか
朝一トイレに忘れず醤油注し(違う)とか
そんな健康調査に泡あわしたプレです。
おはようございます。

小学生組はちゃんと線まで入れて! 
三郎、ワンワンのポーズして!!

朝からスイマセン。

         

では、本文です。

先日のこと。
職場時代の後輩から相談めいた電話をもらいました。
彼女はおととし待望の長男君を出産したのだけれど
イヤイヤ期に突入したこともありストレスがたまっていたよう。
ひとしきり話を聞いて最後は彼女も笑ってくれて
ほっとしたのですが、しみじみ考えてしまいました。

育児は育児って、私の好き・・というより
お守り的な言葉なんだけど、かんがえたのは「教育」?ってこと。
彼女との話の中で。よく『教育』って言葉が出てきたんですね。
ご主人や義両親・両親・周囲・自分の教育方針のずれのこと。
子供にどう育って欲しいのか。
どう育ててゆくべきなのか。

彼女の中ではそういったことが
複雑に絡み合ってしまって、
どうしたらいいのかがわからなくなってしまったようでした。

でも、教育って「教えて育てる」ってこと?う~~ん・・・


確かに、物の善悪であったり、
たとえば食事のマナーだとか人との接し方だとかって事は
親や周囲が教えなければならないことですよね。
でも、通常 二歳前後の子供と生活いていくうえでの
「教育」って言うと・・・なんだろうか?って、思ってしまって。

ここで気がついたんですが
私の中で『教育』って言葉にはどうやら
『お勉強』チックなイメージがあるよう。
あくまで私の中での話しなんだけど それってどうなんだろう。

子供って、必ずしも
『育てていかねばならない』モノではないような気がするんです。
これは自分が子供を持って、その上それが
二人・三人と増えてきてからしみじみ思ったのだけれど、
育ててもらったり教えてもらっているのは私のほうかもしれない。

怒ったり笑ったり泣いたり。
子供と同じようにこちらも手探りで一歩ずつ進んで行く。
一応、子供より少し長く生きはいるのだから 
その中で経験したことや少しばかり学んだことを
伝えたてゆくことはするけれど、
結局は持っていたのに失くしちゃったものや、忘れてたこと。
その当時は気付かなかったことなんかに気づいたり、
子供の模範となるべく己を律したりすることで学んだり
成長するチャンスを改めてもらうのは
実はこちらのほうが多いんじゃないかしら?

ギブ・アンド・テイク ではないけど、一緒に育ってる。
共育だ。共に育つ。そう当て字してみてなんかしっくり来た。


じゃあ、ズレの一つの要因である夫婦は?


我が家でも、雅と私の方針は微妙に違う。
『セロリ』じゃないけど『育ってきた環境が違うから~』って奴。
でも、子ザルたちは私達二人の子供であって
どちらか一方が欠けてしまうことは現在のところは好ましくない。
では?
お互いが歩み寄り、理解し合う努力をしてゆくしかない。
協育だ。協力して育てる。うむうむ。これもしっくり。

そう考えてみれば、義両親にしても同じことですね。

そうしたら子育てだって人間関係や日常生活と
さして大差ないような気がしてきました。
会社勤めをしていた頃だって
気の合わない上司や理解できない同僚なんかもいたけど 
それなりに悩んだりなんだりしながらやり過ごしてきたんだし。
それは、学生のころも同じ。
つまり、今までずっと、普通にやってきたことと同じじゃない?

「子供だから」「親だから」という自覚はとても大切で必要不可欠。
でも、もう一つ忘れがちなのは
「相手(子供・夫)も一人の人間である」ということ。
共に育ち、協力して育ててゆけばいいんじゃないのかな。


         
とはいえ、悟りの境地での育自・協育への道のりは
楽しく幸せで、そして長く険しい・・・

風呂上り、いくら言っても
裸で鼻をたらして遊ぶ子ザルを見て
ため息をつきつつそう思った飼育係です。


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最終更新日  2008.04.15 09:29:06
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