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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:徒然
干そうとした次郎の靴下が真っ黒なのを見て
黙って洗濯板を出したプレです。 おはようございます。 ああ、手が荒れる・・・。 では、本文です。 最近、子ザルもだんだん大きくなってきて あのお決まりの台詞を言うことが多くなってきました。 兄弟のいる子供のお約束。それは・・・ 「何で僕ばっかり・・・」と「○○ばっかりずるい」 私も雅も3人兄弟の末っ子だけど、 やっぱり兄弟って自然と役割や 立場ってものができてくるのがつねですよね。 その中でそれぞれが不平や不満を抱えるのもこれまた。。。 一番上は下の面倒ばかり見なくてはならない。 自分の失敗でもないのに怒られたりすることも多い。 真ん中は中間管理職的で、下はわがままを言うし、 上は威張ってる。 一番下は上の二人から叱られたりうるさがられて邪魔にされ 洋服がお下がりのお下がりだったりするのも気に入らない。 それぞれがそれぞれの理由で、一度や二度は 「自分はこの家の子じゃないんじゃないか」「一人っ子っていいなあ」 な~んて思ったり。 私が小さい頃のある日、姉兄が母に言った文句と それにした返事を 私はとってもよく憶えています。 姉兄「プレばっかり甘やかされてずるい。どこかへ行く時だって プレだけ連れて行って自分達は留守番じゃないか」 プ「だって私はママと一緒にいられる時間が 一番少ないんだからしょうがないじゃん」 つまり、母の死の際の自分の年齢のことを思ったわけですね。 生まれるのが一番遅かった私。 "私が生まれる前、二人は一杯甘えたはずだ。 その分を取り返してるんだからいいじゃないか。" と返したんですね。 親が死ぬときのことを言うとは…我ながら^^;ですが。 で、このとき母は自分に置き換えて話を聞いたそうなんです。 彼女は妹が2人弟が1人います。 妹2人はは結婚後も比較的近くに住んでいんですが 田舎から両親が訪ねてくると自分の家に泊まる。 一生懸命もてなすし、色々と無理も聞くけど母親はやたらと妹達。 特に末の妹を気にかける。 一緒に買い物に行くと自分には何も買ってはくれないのに 妹にはあれやこれやと買ってやっていて、 大人だけど結構寂しかったそう。 でも、自分(母)も今、そうやって末の子(私)が気にかかる。 あの時(私が子供の頃)も 「この子はそんなことを思っていたのか」と思ったけど 自分が老いてきて死が徐々に身近になってきた今は、 あの頃の母(祖母)の気持ちがよくわかる。 末の妹(私の叔母)は結婚が早かったが、私も同じ。 なんだか申し訳ないような不思議な気がするそうです。 ぶっちゃけ、しつけだってなんだって、一番上の子は気合が入る。 写真の枚数も違うし、一緒に過ごした時間も結局は短い。 かけた愛情の深さは同じでも もっとしてやれることがあったような もっと親としてなすべきことがあったような気がするのだそうです。 私は自分が末っ子だから、 一番上の気持ちは想像することでしかわからりません。 でも私だって、きっと三郎のことは 大人になってもいつまでも気にかかってしまうと思うんです。 これは愛情の濃さの問題では もちろん無くて。 だけど、事実そういった面があるんですね。 自分に与えられた、もしくは手に入れた環境の中で 新しく知ることができる事柄って 実は もう もっと前に答えの出ていることなのかもしれない。 要は気付くかどうか。その一点のような気がします。 他にもまだ気付いてないことがあるんだろうなあ。 そう思いながら 「だってこれは僕じゃなく三郎が出したんだもん!」と、 自分が出したおもちゃの片付けまでを拒む次郎を叱りながら 自分もそろそろ怒られそうだと遊んでもいないのに片付ける太郎と 何事も関係なくヘラヘラと笑う三郎を眺めていました。 とりあえず、姉兄達にごめんなさい。 ↓でも反省薄し。なぜなら末っ子だから。 いつも「ポチッと」ありがとうございます!励みになります!! ワンクリックでもれなく順位と飼育係のテンションが上がります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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