子ザル飼育日記

洗濯は干すところまでは好きだけど
取り込んで畳むのが嫌いなプレです。
おはようございます。

アレ、イヤじゃありません？奥様。
アイロンまでかけるとかなっちゃうと本当にイヤなんです。
イヤ、実はアイロンかけは嫌いじゃないんですけど
アイロン出して熱くなるの待って、しまうのがイヤ。

要するに、何事も後片付けが嫌い。


では、本文です（←逃げに入る）


このブログでも何度か書いておりますが

飼育係は雅に「鬼嫁」と呼ばれています。

あとは「暴君」とか「独裁者」とか。うん。

それがしっくり来るような嫁なのかどうかは置いといて。


飼育係もですね、結婚当初からそんな風に呼ばれるような

そんな妻だったわけじゃないんですよ。

むしろ逆。

健気で可憐でか弱くて尽くす妻だったわけですよ。



あー、ちょっと？皆さんどこ行っちゃうの？

帰ってきてー。まだ続くから帰ってきてー。



でね。（←強引）

ま、ちょっと言いすぎかもしれないんですけど。あくまでちょっと。


別に、雅は飲む・打つ・買うのどれもしませんでしたし

暴力とかマザコンとかストーカーとか

そういうこともなかったんですけど

なんつーか、まあ友達に「プレってMなの？」って

真顔で言われるくらいの献身さはあったわけですよ。

うん。本当に。



それが今では「鬼嫁」「暴君」「独裁者」

(チューハイを)飲む・(雅の頬を)打つ・(特売品を)買うの三拍子。

最後のはいいじゃん。別にいいじゃん(逆切れ）


そりゃ雅も｢騙された｣｢昔はこんな風じゃなかった｣「別人２８号｣

とかね、言っちゃう訳ですよ。




では、何がワタクシをそう変えたのか。



ココでね、皆様に一つ、

是非とも思い出していただきたい風景があるんですよ。



それは海辺。砂浜が続く海岸に付き物のあれ。松林。

あの松ってどんな風に生えてるかご存知かしら、奥様？

そう、ああいった松は根元からちょっと上になると

見事に陸に向かって斜めに生えてるじゃありません？

グイーッと、グググイーッと斜めになって

酷いのなんかはもう｢あんた、それはもう横だよ、横！｣って

大きく突っ込みたくなるほど傾いてるでしょ。


アレ、なんでかご存知かしら？





そう。海からの風のせいよね。



毎日毎日毎日毎日、止むことなく吹き続ける海風。

砂を巻き上げ、朝も夕もなくその身に浴びせられる風を

松は一身に受けて健気に立っている。

文句一つ言わず、陸に住む人々のため

砂と風を自分の身を挺して防ぎ続けたその結果・・・。

松は、松は、その本来の太陽に向かって

まっすぐに青々と伸びる姿とはまるっきり真逆に

横や斜めにビロロロロ～～ンと伸びた姿になっちゃうわけなのよ。


そう。私は松。。。あの海辺の松と同じように

耐えて、耐えて、耐え抜いた結果、

悲しくも横に伸びちゃったあの松なのよ！！！

なりたくってなったんじゃないの！！

時間とその環境が、人を作ってゆくものなのよ！！！



と、声高に偉そうに雅に言いましたらばね。

雅が｢そんなの俺に置き換えたって同じだ｣と。




ああ、そっか。
お互い様か。



似たもの夫婦と呼ばないで。




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