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子ザル飼育日記

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2009.01.16
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カテゴリ:楽しく育児
朝、寒くて布団から出れなかったプレです。
おはようございます。

寒い。ここ数日は特に非常に寒い。
そんなときに限って出かける用事があったりして。
しかも車で行くには近すぎたりして。

ママチャリか。寒い・・・(涙)


では、本文です。


新年明けてから、サル山ではちょっとした変化がありました。

それは子ザル達の「お仕事」の部分。


サル山では子ザル達一人ひとりに

それぞれの「お仕事」があります。

まぁ、要は「お手伝い」ですね。

新聞を取ってくる、お風呂掃除をする

食器の用意をする、ワンコの世話をする。

それぞれの成長に合わせ、不公平にならないよう

年齢ごとに上の子が下の子に教えつつ

必ずやらなければならない「お仕事」として

家事などを覚えてもらい、飼育係も楽をしよう。と言うもの。


あくまで教育ですよ。手抜きじゃないですよ。

違うったら。手抜きじゃないったら。


で、その「お仕事」における世代交代があったんです。

ココまで長かったですけども。

お仕事には「朝の部」と「夜の部」がありまして

これまでは上二匹(太・次郎)の朝の部のお仕事はワンコの散歩

それに餌・水・ケージの掃除だったんですが

コレを世代交代で下二匹(次・三郎)のお仕事に。

太郎はコレまでサブがやってた「新聞を取り、ゴミを捨てる」

に加えて「朝御飯の準備の手伝い」と言うことにしたんです。


次郎がちょうど今のサブの年からワンコの世話を始めたので

サブにもそろそろ。と言うのが一つ。

太郎の中学進学へ向けて、徐々にゆっくりとでいいので

生活リズムを変えたい。のがもう一つの理由です。


コレは雅と飼育係共通の考えなのですが

一、子供と言えども働かざるもの食うべからず。

二、そして兄弟は助け合うべし

三、年少者は年長者に従い 年長者は年少者を庇護すべし


なので、朝寒さにグズグズ言うサブを連れ出し

散歩の際にはウ○コも拾わせ

汚れたトイレの掃除を丁寧に教えるのは次郎の仕事。


それがどんなにやりたくなくても

泣こうがグズグズしていようが

次郎の言うことを聞くしかないのが三郎の仕事。


今まで次郎にあれこれ指図していたので

三郎への接し方にも口を出したくなるのを

きっちりこらえて朝食を飼育係と用意するのが太郎の仕事。


それぞれにそれぞれの立場にあった

それぞれの仕事をしていただくわけです。


家庭って言うのは、子供が最初に接する

小さく身近な社会であり人間関係だと飼育係は思います。

そこから学び、感じたことをベースに

友達やその保護者や先生、ハテは上司や異性との

新たな人間関係を気付いてゆくのだと。

だから、自分のやるべきことを責任持ってやり遂げ

他者と協力・分担したり、年齢差や実力に応じ

関係を良好に保つ工夫を学ばなければならないと思うんです。


正直、飼育係が自分でやっちゃえばもっと早く楽にできます。

時間の配分も手順ももっと要領よくできますし

何より子ザルの登校・登園時間を気にして急かしたり見守ったり

時には喧嘩になったりすることもなくなって

精神的な負担がググッと減らせます。


でも、それじゃダメだと思うんです。

この子ザル達の「お仕事」は基本が無給です。

あくまで「家庭を維持してゆくための家族としての役割」で

そのことは子ザル達にも、まだ5歳の三郎にも

きっちり言い聞かせています。

そして「自分でやったほうが、ママも楽だ」とまで。


でもそうはしない。それはなぜなのか。

そこまで話して、言い聞かせて

今は理解できなくとも、いずれ自分が社会へ出たときに

伴侶を、子供を持てたとしたらそのときに

ようやくわかってもらえればそれでいい。

そう思って、今朝も明日も子ザル達の「お仕事」を

続けてもらおうと思っています。





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最終更新日  2009.01.16 11:10:00
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