子ザル飼育日記

寒さに凍えるコタツムリのプレです。
こんにちは。

コタツから出られません。
スイッチ入れてないんだけど。
もうね、今月電気代すごそうなんです。
なんだかんだ言ってすごそうなんです。
なので昼間は頑張ってます。
家にいる限り頑張ってます。
寒い・・・。


では、本文です。


飼育係には子供の頃からずっと続けているある習慣があります。

よくありますよね。

日記だったり乾布摩擦だったり

ジョギングだったりラジオ体操だったり

健康的・文化的な素敵な習慣。

でも飼育係のそれは

何の道具も使わず、紙切れ一枚残すことなく

人に知られることも無くただひっそりと続いてます。


飼育係が続けていること。それは「探し物」

毎日毎日探してます。

かばんの中でも机の中でもなく、探すのは一日の記憶から。


夜、布団に入ってから「今日あった良いこと」を探すんですよ。

特別なことじゃなくってぜーんぜんOKで

例えば「曇りで乾き切らないと思ってた洗濯物が乾いてた」とか

例えば「今日の肉じゃがの味付けは良くできた」とか

ほんとに些細な小さな幸せで良いからとにかく見つけて

「今日も良い日だったな」って思って眠る。

「明日も良いことがあるぞ」って思って一日を終える。

コレをずっと続けてます。


もちろん、飼育係はただの人なので

「今日は本当に最悪だった」って思う日だって有ります。

「ホント無理、今日は無理」って日もあります。

そんな日は「どうあっても見つけられないほど疲れてるんだから

無理はしないで寝よう。」って寝ます。

でも「このアンラッキーと同じ規模の幸せが今度は来るんだ！

今日はそのための日だったんだ！よし。準備完了！！

ばっちこい！幸せーーーーーーーーーっ！」と

自分に言い聞かせてから寝ます。


もうね、ドンだけ貪欲なのか。

何が何でも一日を「良い日」にしてから寝る。


それとね、神様仏様ご先祖様今日も一日ありがとう！

明日も宜しく！！と、非常にプレッシャーをかけた御礼を述べてから寝る。


もうね、ほんとに貪欲。腹ペコ青虫より貪欲。


でも。

飼育係は思うんですけどね。

不幸せって、見ようと思わなくても、いやだいやだと思っても

ガンガン目（心）に飛び込んでくるじゃないですか。

子供が言うこと聴かないとか夫の家事を手伝わないとか

家事を頑張っても誰も褒めても感謝もしてくれないとか

日常の中に溢れてる。塗れてる。溺れてる。

だけど、幸せはみんな喉から手が出てこんにちは。って程望んでるのに

目を凝らして探さないと、意外とその存在に気がつかない。

本当は不幸せと同じように小さなものが溢れているのに

何故か目に入らない。気がつかずに取りこぼしちゃう。


飼育係は、子供の頃そのことに気がつきまして

それでこの習慣を始めたんです。

もうね、正直その頃の自分を今振り返っても

よくもまぁ、何とか生きてたよね。って思います。

子ザルがあんなことになったら、本当に母として耐え難いです。


いじめにね、あってたんです。

もちろん、母は助けてくれましたけど

数少ない友人が支えになってくれましたけど

本当につらかった。

その中で見つけた「幸せ探し」は

いろんなことに気付くチャンスにもなりました。


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