弟が障害児ゆえの辛さ
我が家のなのち。1年1ヶ月しかかわらないけど、ひたぽんのおねえちゃんだ。なのちは親の私が言うのもなんだが、とても素直な子だと思う。そして、とてもいい子だ。もちろん、悪さして怒られる事もある。わがままを言うこともある。でもでも、そんなのは周りの子と比べると、きっとたいしたことないだろう。体がすごく小さい。へたすりゃひたぽんより小さく見える。おしゃべりだが、まだまだ年長さんのためか、自分の気持ちは上手に表現できない。ひたぽんのこと、たまにけんかもするし、意地悪なこともするけど、よく面倒みてくれるし、とても気にかけてくれている。でも、なのちはなのちなりに悩んでいたことがあった。私もなんとなく気づいていたし、フォローしているつもりだったが、でも私がなのちに甘えているところもあったと思う。なのち。みんなが可愛がって、気にかけるひたぽんのことを誇らしく思う反面、寂しい思いをしていたのだ。保育園にお迎えに行くと、みんなが「ひたぽんく~ん!」「かわいいね」と寄ってくる。なのちのお迎えにひたぽんを連れて行くと、ひたぽんのことを知っているなのちの同級生や、ひたぽんの同級生が「ひたぽ~ん。」「かわいい!!」とまたまた寄ってくる。なのち曰く、「ひたぽんはみんなに可愛いって言ってもらっているけど、なのちには誰も言ってくれない。そう考えるとねなのちね、どうしてだかわからないけど寂しくなっちゃうときがあるの・・・」そう言って泣き出したのだ・・・。「なのちはそんな人気者のひたぽんの、たった一人しかいないお姉ちゃんなんだよ。なのちだってすごいじゃない。ママはお友達がなのちのことを可愛いって言ってるのも聞いたことがあるし、大好きって言ってるのも聞いたことがあるよ。ママはそんななのちがママの自慢だし嬉しいよ。だからもっと自信、持っていいんだよ・・・」これまた親の私が言うのもなんだが、なのち意外と人気はあるほうなのだ。特に異性からはなかなかの評判だったりする。小さいから可愛く見えるせいもあるようだが、男の子でも女の子でも分け隔てなく遊べるので、なかなか評判がいい様子。でもなのち、自分に自信がないためにその事を言っても、今まで照れ隠しか迷一杯、否定していた。なのちの自身のなさは、多分、ひたぽんの人気の大きさからもきていると思う。それは薄々気づいていたにもかかわらず、私の気持ちの余裕がないため、なのちがいい子なのをいいことに、私がなのちに甘えてしまっていたのだ・・・。ママにももっともっと甘えたいことが一杯あるのに、いつもひたぽん中心になってしまっているため、いっぱい我慢していたのだ・・・。本当に申し訳ないことをしてしまった。これからはもっともっと、なのちの気持ちを正面から聞いてあげなきゃいけないと反省した日でした・・・。なのち。本当にごめんね・・・。いつもポチッとしてくれてありがとうございます。今後も同じ境遇の方、そうじゃない方にもたくさん見てもらいたいので、よろしければ応援お願いしますね↓