Pussy Cat Sophie （子猫ソフィの猫物語）その他

（「このトシでこれは凄い～」と大喜びで掲載！爆）

さっき小雨の中、家に帰る途中、駅で自転車の鍵を探していると、
「もしもし・・・」と後ろから呼び止められた。
振り返ると雨の中、段ボール箱を抱えて、20代のイケメンのお兄さんが立っている。
推定年齢23歳前後。帽子をかぶって傘もささずに。
清潔で真面目でさっぱりタイプの背が高い細身のイケメンさんである。

お兄さん、続けて曰く：
「あの・・・俺、八百屋なんですけど・・・」

私：「？・・・八百屋さん・・・？」
(なんで八百屋さんが雨の中、私の真後ろに立って話しかけるわけ？）

お兄さん：「あの・・・みかん要りませんか。残っちゃったんですけど。」

私：「？？？・・・（この雨の中）みかん・・・ですか？」

お兄さん：「はい。みかんです。・・・食べませんか。」

私：「おいくらなんですか。」

お兄さん(段ボール箱を開けながら）：

「いや、あの・・・これホントは2500円なんですけど、あの・・・でも・・・」

私：「2500円・・・あ、要りません（と、あっさり断る）」

お兄さん：「あの・・・でも、んじゃメロンは？メロンもあります。・・・食べませんか。」

私：「メロン、嫌いなんです・・・」とこれもあっさり断った。


そこでちょっとアドバイス。

私：
「駅の雨のかからない所に段ボール置いて、立て札 立てておくと、きっと売れますよ。
　段ボールごとじゃだめだから、ばら売りで。ばら売りなら売れると思うけど。」

お兄さん：
「いや・・・そういうんじゃなくて・・・それならいいんです・・・
　でも、本当に・・・食べませんか。みかん・・・」

私：「あ・・・いいです(←またしても、あっさりと）。要らないです。
　　　でも、ありがとう。」

と言って会話は終わり、お兄さんは雨の中、去って行った。

あれは一体、何だったの。
不思議なお兄さんでした。
もしかして新手のナンパ？

そういえば、最初、小声で
「一緒に(食べませんか）」とモゴモゴ言っていたような気がする・・・

その単語は聞こえないふりをして、敢えて無視したけど。

ワオ。これは凄い。この年で20代のイケメンさんからナンパ。
しかも、かなり感じが良くて、一生懸命で、女性の好感度が高いイケメンさん。

雨の中、暗かったからね～。
私の年がわからなかったのね、お兄さん。
お兄さん、私に断られて良かったのよ。
年がわかったら、光速の速さで一目散に逃げたくなるよ、きっと。（苦笑）