カテゴリ:世間
東京に住んでいる親戚が、ここ大阪まで向かってきているところです。
地震も怖いけど、何よりも放射線が怖いと言っていました。 放射線が怖いと思ってる人は沢山いるでしょうが、それではどれだけ怖くて危険なものなのかを知っている人は少ないと思います。 というわけで、ちょっとここで放射線について書いていこうと思います。 一応、自分はこれでも仕事で放射線を扱う事があるので。 所々記憶があやふやだったりしますが、大体は合っていると思います。 もっと詳しく知りたい方は他のサイトでチェックしてみたください。 ・放射線ってどこにでもあるの? あります。 むしろ、放射線がない場所を見つけること自体が困難です。 一般的にそこらじゅうには平均して約0.1μSv/hの放射線が存在します(正確な値は忘れましたが、とにかくメチャクチャ低い数字です)。 マスコミが『この地域では普段の10倍もの放射線が測定されている!』とか言ってますが、ぶっちゃけ10倍なら『なんだそんなもんか』ぐらいの認識で構いません。 また、日本では年間で約1.0mSvの放射線を人間一人一人が浴びていると言われています。 ・どれだけ浴びたらダメなの? 一般的には2000mSvで目眩や吐き気など、5000mSvで白内障や白血病になり、7000mSvで死亡すると言われています。 放射線を取り扱って作業をする人の場合、特殊な機器を利用して常に自分が浴びている放射線量を確認する事ができるようになっています。 また、作業員は年間50mSvまでなら浴びてもよいと法律で決められています(緊急時の場合は別に決められています)。 なお、胎児は非常に感受性が高く、100~200mSvほどで死亡します。 妊婦にレントゲンなどを勧めないのはこのためです。 どうやって放射線を防ぐの? 放射線と一口に言っても様々なものがあるのですが、基本的にはコンクリートの壁や鉛の板である程度防ぐことができます。 外に出ないようにするように言われているのはこのためです。 ただ、一般家庭で確実に防ぐのは流石に無理なので理解してください。 放射能と放射線って違うの? よく混同して放送されていますが、誤解しないでください。 全然違います。 詳しくは省きます…というか、自分では詳しく説明できません(爆) ただ、ハッキリ言える事は『放射能とは放射線を出す能力』であるということを頭に入れておいてください。 放射能を浴びる、なんて言葉は明らかにおかしいんです。 ね、違うでしょ? ちなみに、放射能を持つ物質を『放射性物質』と言います。 とまぁ、ずらずらと書いたわけですが、やっぱり詳しいサイトで調べたほうがいいかも。 ちゃんと理解しないとえらい誤解を招く事もあるので…(特に一番最後の項目は間違いが一般的になっているので要注意です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.18 22:35:44
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