テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:映画・ドラマ・本
久々に、江國香織さんの本を手に取った。「泣く大人」 最近、めっきり小説やエッセイはご無沙汰なんだけど、 彼女の紡ぎ出す文章は、エッセイといえども やはり、上質の作家なんだとあらためて、気づかされ、うれしくなる。
男友達について、書いているくだりの中のある一部分。 ~~~~~ 男と女は随分違う。そしてその違いを、-ほとんど蜜のようにーたのしめるのが、 「男友達」と「女友達」の関係においてだと思う。 親子や夫婦や恋人や兄弟姉妹だったら、「違い」はしばしば喧嘩の種になる。 たとえば、散らかった部屋が落ち着くのだ、という男性がいるとする。 妻は怒るだろうが、女友達は怒らない。靴下を裏返しに脱いでそのままで、 翌日おなじものをまたはく男性がいるとする。母親は注意するだろうが、女友達は気にしない。(省略) すぐ泣く女性がいるとする。恋人はうんざりするだろうが、男友達の目にはそれも、ひとつの個性に映る。 欠点も、怠惰も許すというより、気にならない関係。欠点も、怠惰もむろん元来 個性であり、実害がない限り魅力でさえあるのだ。 江國香織「泣く大人」より 関係性ゆえに、欠点に見えてしまうことってありますよね。 夫婦は勿論、子どもとも。 お姑さんだったら、さしずめ、 近所のおばちゃんやったら、ええ人やのにな~かしら。 職場でも、ない??主任?部長?店長なる前は、ええ人やったのに。とか
あっ、実害を感じたりするから、 やっぱり、魅力には、感じないのか(笑) いやいや、実害って思うのも考え方の一つ。 物の見方変えると、自分にとって、必要なことかもって気付かされたりして。。。
って、そん~なことあらへんやろ(大木こだま 風に) あらっ違った。彼は、そんな人おらんやろやったわ。 タイトルにもしたのに、ごめんなさ~い
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