新しい通信の算数は「受験」と名乗るだけあって、進度もかなり速いが、内容も「解けること」にこだわっているように思う。土台部分はさらっとしていて、テクニック的なことを教えて、それを使って応用問題まで解かせる方法・・・のようにも見える。
この点がtomoにとって、非常に危ないなぁと検討中も開始後の今も感じている。
教わったやり方を使えば、続く応用問題が解ける。丸がつけば、一見出来ているような錯覚に陥る。しかし、よーく、よーく、確認してみると実はわかってないってことに。
3つの数の最小公倍数と最大公約数の問題があった。それらは、解き方が一見似ているけれど、実は似て非なるもの。そこをしっかり理解せずに適当に解いたため、しっかり×をもらうこととなった。私は気づいていたが、×をもらって自分で疑問に思ったほうがいいだろうと思い、放っておいたら案の定だ。
他にも、そのやり方を教わったがために失点してしまったという問題がある。やり方を教わらず、自分の身になっている知識だけを総動員して解けば、必ず○になったであろう問題。本人は理解したつもりでいたのだ。でも、やはりそこには穴があったということ。最初にやり方を知ってしまったがためにそれ以上考えることをしなかった・・・ということだろうと思う。
今後もこういう感じで進んでいくだろうから、本人任せにしておくと非常に危険だ。結局の所、受験用教材や塾の応用問題というのは、入試問題の改題のようだ。まだそれに比重をシフトさせるのは早すぎる。教わったやり方で解けたところで、次の少しの段差で躓くのは目に見えている。しっかりかかとから土を踏んで自分の歩き方を見つけてから自信を持って試行錯誤できるようにさせたい。
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pyonぴょんpyon
2012年、中学受験が終わりました。
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