カテゴリ:中学受験
今の世代の子たちより、もっと厚い教科書だった頃、
もっと学校に居る時間が長かった頃、 自分が小学生だった頃。 毎日、毎日、友達と道草をして帰り、 友達と習い事に行くと言っては、遊んでいました。 中学校を受験するなんて、子どもの頃、 そんなことが世の中にあるとは知りませんでした(笑) 学校の勉強に困ったことはありませんでした。 教科書に載っている問題と、本屋に売ってる参考書や問題集。 親が用意したどこそこの通信。 そんな、誰でも手に入る教材を、 小学生なりに受け入れられる量の勉強をすれば、 何も困りませんでした。 勉強のやり方を教わった記憶もありません。 まずは、教科書を開いて、問題をやり、 好きな教科(算数)は、親が用意してくれたドリルをやる。 そんな、身の丈に合った勉強ですから、教わる必要なんてなかったです。 中受は、全く反対ですよね。 大人のサポートなしでは、平均にもいかないかもしれません。 学校と塾の差が激しすぎて、誰かが指針しなければ、 何をやればいいのか子どもには判断できません。 塾の授業では、基礎は教わらず(※基礎とは、受験で言う基礎のことです。)、 応用問題をほぼ初めから扱われます。 基礎は家でやらなければいけないのです。 教科書がありません。 基礎を自学する術がないのです。 やはり、親が指針するしかないんです。 本当は自立した学習をさせたいのに、必ず無理が生じます。 たまにうまくいくときがありますが、それは既に学習させておいた単元のときです。 やっぱり、親の関与なしに、中受は成り立たないんです。 今でも、何で受験させるんだろうって、思います。 どうしてこんなことをさせているのか、と。 今でも・・・というより、だんだん受験の実態がわかってくるにつれ、 ますます強く葛藤しているかもしれません。 それでも、受験しないわけにはいかない事実があります。 来年、受験生になるまでに、 私が覚悟を決めなければいけないのですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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