6 一度は泊まってみたい癒しの温泉宿 (松田 忠徳 著) PHP新書 493
○一度は泊まってみたい癒しの温泉宿著者: 松田忠徳著出版社: PHP新書 温泉についての考え方がきちんと理解できた気がします。これからは、スーパー銭湯の温泉という言葉をそのまま鵜呑みにせず、本物の温泉を求めて行きたいと思います。1泊2食15,000円。年に2回はいいではないか。そんな気分でこれから過ごしたいと思ってます。そう思ったのは、この本の第2章。「ジャグジーに入るのは『塩素浴』をしているようなものだ」「湯煙のない浴室はマガイモノのシグナルだ」「屋上に運ばれたお湯は劣化している」、この3つの言葉に心を動かされました。また、「滝のようにそそいでいるのに、湯船からお湯があふれ出ない循環風呂」という言葉にもドキリとしました。風呂の入り方として、「風呂で汗を出すな」「風呂上りは(体を冷やさないために)お茶」「風呂から上がったらさっさと体を拭いて脱衣所から出ない」「手ぬぐいで軽く拭いてから、脱衣所で汗を出す(10分から15分)」という記載も、本当に勉強になります。第5章に平成温泉旅館番付が掲載されています。楽天トラベルで予約が取れる宿もありました。近いところから2泊3日の旅を楽しみたいと思います。【2007.12.29記】