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テーマ:旅の写真(3472)
カテゴリ:旅行
親族の法要で広島市を訪れる機会があった。
寺の境内にあるお墓で、何の気なしに墓石に刻まれた文字を見ていて気がついた。 昭和20年8月6日没 享年・・・ その日付が刻まれた墓石が多い。 比較的新しい墓石が多いことにも気づく。 "原爆により破損、再建す"と刻まれた墓石。一家6人が同日に亡くなられたことを示すもの。 13歳や14歳とあるのは動員学徒だったのだろう。 原爆ドームの近くには動員学徒慰霊塔がある。 あの日、建物疎開等で動員されていた生徒8387人のうち6295人もの生徒が犠牲になったという。 慰霊塔の前にたたずむ欧米からの旅行者は何を思うのだろう。 子供らまでかり出したことを狂気と思うのか、子供らの頭上に原爆を落としたことを狂気と思うのか、いずれにせよ我々は皆学ばなければならない。 爆心地と原爆ドームとの間には被爆地蔵というのがある。 本来すべすべであった台座は、自身の影になった部分以外、熱線によりザラザラになってしまったという。 爆風を真上から受けたためにその身を残し得たお地蔵さん、そして原爆ドーム。 しかしその周囲にいた人々はその姿を残すことさえ叶わなかったことだろう。 お地蔵さんの表情乏しい中にも何かを訴える目や、瓦礫の中に佇むドームは、周囲の喧騒とは違う何かを醸し出している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.07 12:21:51
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