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カテゴリ:小悪魔(長女「堅実」)系のネタ
家内と子供二人は、実家である。
別に逃げられたワケではない。(笑) で、当然二人っきりである。 反抗期でお天気屋の娘だが一緒にいて、いづらいと思うことはない。 互いに自然体である。 あまり良い例えではないが、この「自然体」とは剣の熟練者が一通り覚えた型を捨て去ることと似ている。 無の境地になることで、体が自然に反応するのだ。 もしかすると、ボクはある意味、娘とつきあうのはうまいのかも知れぬ。 娘が自分の部屋にこもって勉強をするときは、英検や期末考査の時くらいである。 普段は、テーブルでMDを聞きながら勉強するのだ。 そのせいか家で全く顔を合わせない、ということはない。 だいたい、そばにいるのだ。 家内と真ん中の「忍耐」末っ子の「奔放」は家内の実家へ泊まりである。 今朝はパラついていたので、駅まで送った。 ボクは仕事のための勉強をちょっとしたあと、昼ごはんに「ざるうどん」を作って娘と食べた。 我が家のパソコンは、リビングの壁にくっつけるように2台置かれている。 そのうちの1台、家内用のパソコンを娘が独占状態である。 もう一台はボクの仕事用のパソコンである。 どちらのパソコンもボクが買ったものだが、ボク専用のマシンは基本的に家族は使わない。 使用厳禁ではないが、ソフトのインストールもさせないし、サイトの閲覧もある程度制限している。 要はボクが使うときに、不具合が起こらないよう注意を払っているのだ。 今日は、我が家はボクと娘の二人きりである。 ほとんど一日、娘とくっつくように隣合わせでパソコンを使っているのだ。 基本的に良識を重んじるよう、互いにマナーを守る努力をしているので他の家族がボクのパソコンを覗いたり、逆にボクが隣のモニターを覗くことはしない。 疑うとキリがないので割り切っているのかもしれないが、並んでパソコンをやっていても互いが何を閲覧しているか関心は持たないし、ケンカになることもないのだ。 考えてみれば、ちょっとビックリである。 娘は、ボクがそばにいるのは快く思わないのだが、パソコンやテーブルに並んで何かをするときは、クレームもつかない。 似たもの同士なのか。 すぐに集中モードに入るせいなのだろうか。 互いに干渉しないときが、一番幸せなのかもしれない。 夕方まで作業をやったあと、娘と買い物に出かけた。 昨日、子供たちが借りたビデオを返すためと、夕飯の支度である。 ビデオは劇場版ワンピース「オマツリ男爵と秘密の島」を返すためだが、これがなかなかなのである。 新作で1泊2日しか借りられず、自分たちは翌日から泊まりに行くのに、知っててか知らないでか分からないが、こんなビデオを奴らは借りてしまうのだ。 それで、返すのはボクの役目である。 もったいないので、ボクも観てから返すことにした。 東映の子供向けの作品は、侮れない。 ポケモンもそうだが、油断していると結構、感動モノで泣いてしまうのだ。 ボクなどは、もともと涙腺が弱い上に、子供たちを連れて行っては泣いてしまうことも多々あったのだ。 劇場版ワンピースも、けっこう「くる」(笑) 最後に男爵と戦い決着がついたときは、苦しいほどに嗚咽してしまった。 もう涙ジョージョーものなのだ。 ビデオが予想外に長かったものだから、娘に文句を言われながら遅い時間の買い物となったのだ。 ビデオを返し、娘が買いたいという本をボクはヨソで立ち読みしながら待った。 娘についていこうモノなら、キッと睨まれるのである。 夕飯は、スーパーで惣菜を買った。 娘は焼き鳥が食べたいと言うし、ボクは揚げ物が好きなので、互いに好きなものを買うのである。 育ち盛りの娘はよく食べる。 昼に作った、どこぞの有名どころのうどんもそうであった。 冷やしで食べたのだが、ちょっと少なかったようだ。 もっといっぱい作れば良かった。 作れば食べないし、少ないと食べるのだ。 量の加減が難しい。 空いた皿が妙に寂しい。 オンナ心はよー分からん。 って女に限ったことではないか。 携帯電話向け小説「アクティブ・ジャンプ」を発表しました。パソコンからも読めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/24 11:00:01 PM
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