|
|
|
2007年06月04日
カテゴリ：トレビアの泉？
６月３日（日）朝から曇り空。
知らない町に探検を決めたのは昨夜 いつもの私の行動パターンなのだ。 でも、目的地までは自分なりのポイントは掴んでいる。 我ながら無計画ではない！と自己満足！ Ｂ型ならではなのでしょうか？（笑） さて、足になるものは・・・寝床で天井を見ながら考える。 結果は速効決定。まっ、ガソリンも値上げしたこともあり ココは小回りが利く自転車で頑張るぞ！と意気込むが 翌朝はあいにくの曇り空。 雨が降らないかと心配しての出発だった。 自宅を出てまだか？まだ、まだ！とつぶやきながら 国道165号線南下した所で左側に「あった！？」 小高い山の手前に鳥居を発見！ ココ？少々不安が過ったけれど 土地勘がないだけに迷っている場合ではないので 取りあえず鳥居を目指して 坂道を自転車で登ったのだが 不安は的中！天皇陵ではなかった。 （あ～ぁ。やっぱりな。）と内心、がっかりしつつ また165号線へ向いさらに南下して15分 閑静な住宅らしき間に妙に不釣り合いな こんもりと茂った森林？らしきものが道路脇から発見！ 今度こそ間違いない！とわたしの勘は閃いた。 その森林を目指して近道をするため狭き道もなんのその 自転車の得意技に感謝しながら迷うことなき無事 目的地にたどり着いたのであった。  顕宗天皇の陵と武烈天皇の陵は同じ香芝市にあり、北今市に顕宗天皇陵が 今泉に武烈天皇陵の陵がある。書記によれば 弘計王が見いだされたのが１３才、即位１４才、崩御したのは１７才 23代顕宗天皇は在位3年で崩御。後は兄の億計王が２４代仁賢 天皇となる。  2007.6.3撮影 第23代 顕宗（けんぞう／けんそう）天皇陵 異称： 弘計天皇（をけのすめらみこと：日本書紀） 哀祀命（おけのみこと：古事記）。来目稚子（くめのわくご） 生没年：允恭天皇天皇３９年 ～ 顕宗天皇３年 ３８歳（古事記） 在位期間 清寧５年+？（顕宗天皇元年） ～ 顕宗天皇３年（古事記は８年） 父： 市辺押磐皇子(履中天皇の子） 母： 蟻臣（ありのおみ）の娘、夷媛（はえひめ） 皇后： 石木王(いわきのおおきみ)の娘、難波王(なにわのきみ) 皇妃： 難波小野王（なにわのおののみこ） 皇子皇女： / 宮：近飛鳥八釣宮：奈良県明日香村八釣 陵墓： 傍丘磐杯丘南陵：奈良県香芝市北今市  履中天皇の孫。父は市辺押磐皇子。24代仁賢天皇(幼名億計：おけ)の弟 名は弘計（おけ）兄弟そろって「おけ」という名 兄より先に弟が即位。大和の近飛鳥八釣宮に遷都 近飛鳥宮で治世を行い、石木王(いわきのおおきみ)の娘 難波王(なにわのきみ)を皇后としましたが 皇后は自殺したと伝わっています。兄弟は幼少時、 父市辺押磐皇子を雄略天皇に殺され播磨国へ逃れ 清寧天皇没後探し出されて即位した。長男億計王、次男弘計王、 三男橘王並びに母親のはえ姫等は、雄略天皇（大泊瀬皇子）の 迫害から身を守るため、大和から丹波へ市川大臣等に 護られて避難したと言う。 －天皇陵めぐり資料ー  前もって歴史を勉強して来ないと価値が見えないものです。 その人物がどんな人生を歩んできたかと思えば 女優やタレントの波乱万丈記みたいで 歴史という字に拒否して頑なにならず気楽に 楽しむことが出来ます。  いつものように手ぶれしない様に注意をしながら写真を撮っていると、その辺に通りがかった50代らしきご夫婦が 路上駐車して天皇陵に向かって行ったかと思えば直ぐにＵターン！ 何やら苦笑いしながら、ぼそっと言った。 「何にもない。誰かわかれへん。（わからない）」 昔の私ならきっと、同じ気持ちだったと思います。  まだ、雨が降る気配がないので 次は２５代 武烈天皇陵へ向かう前に顕宗天皇陵の近くにある川で休憩。 顕宗天皇は武烈天皇の叔父にあたる人物です。 参考 初代 神武天皇 畝傍山東北陵 ・ ・ ・ １６代 仁徳天皇 百舌鳥耳原中陵 １７代 履中天皇 百舌鳥耳原南陵 １８代 反正天皇 百舌鳥耳原北陵 １９代 允恭天皇 恵我長野北陵 ２０代 安康天皇 菅原伏見西陵 ２１代 雄略天皇 丹比高鷲原陵 ２２代 清寧天皇 河内坂門原陵 ２３代 顕宗天皇 傍丘磐杯丘南陵 ２４代 仁賢天皇 埴生坂本陵 ・ 顕宗天皇の兄 ２５代 武烈天皇 傍丘磐杯丘北陵・ 残虐な天皇だとか？ ２６代 継体天皇 三島藍野陵・ 謎が多い天皇説（応神天皇の５世孫）王朝が交代した のではないかという説など多数有。 ２７代 安閑天皇 古市高屋丘陵 ２８代 宣化天皇 身狭桃花鳥坂上陵 ２９代 欽明天皇 檜隈坂合陵 ３０代 敏達天皇 河内磯長中尾陵 ３１代 用命天皇 河内磯長原陵 ３２代 崇峻天皇 倉梯岡陵 ３３代 推古天皇 磯長山田陵 以下省略 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[トレビアの泉？] カテゴリの最新記事
|
|
