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カテゴリ:CAT
15日AM5:00。手術を目前にAM6:00以降は景虎に水を飲ませてはいけないので、この1時間に少しずつ水を飲ませる。(前夜は制限時間ギリギリまで数回に分けて食事を与えた。)
病院には9:30頃に連れて行く予定だったが、8:00頃からしきりに口を動かす。お腹が空いたらしい。(^^; 「ごめんね、手術があるからゴハンもお水もあげられないんだよ」そう言いながら頭を撫でると少し唸った。お気に入り(?)のタオルを噛んでアピールしている。可哀想だがどうしようもない。 9:00、体を触ってみると熱い、熱が出たようだ。まだタオルを噛んでいるので口から外してやる。オムツをして抱き上げるとクタクタになっている。耐えられるんだろうか? みんなに会わせようと猫部屋へ。ベッドにいた政宗の隣に寝かせる。政宗が鳴くとニャーと返事をしている。サスケも側に来てしきりと舐めている。再び3匹が一緒に暮らせますように...そう思わずにいられなかった。 9:30病院。銀びーくんも一緒に来てくれた。診察室で体温を計ると39.9度。「かなり熱はありますが、こちらもそれなりの対応をしながらオペしますから」。 あとは先生達を信じるしかない。後ろ髪を引かれる思いで帰宅。 14:00、動物病院から電話。院長先生からだった。嫌な予感がした。 「これから手術するのですが、毛を刈ってみたところ組織の壊死が太腿まで進んでいました。膝上からの切断ではなく、股関節から切断する事にしたいと思います。見た目が悪くなってしまいますがよろしいですか?」 一瞬言葉に詰まったが、「景虎が生きられる可能性があるなら見た目は気にしません。助けてやって下さい。」とお願いした。 「生きている組織をみながら残せそうなら残すように努力してみましょう。こちらも頑張らせてもらいますから。」電話が切れた。緊急時は連絡が来る事になっていた。あとは電話がこないように祈った。 17:45銀びーくんと動物病院へ。16:30までに連絡が来なかったので手術は成功したようだ。すぐに面会に行くと先生も景虎も大変だろう...とこの時間になって出掛けた。 院長先生に診察室へ呼ばれた。切断した肢があった。両肢とも股関節から切断されていた。 「足先はこのように腐ってます。最初はこの膝上で切断するつもりでしたが、この太腿の組織も壊死してます。ここに坐骨神経が通っていますが、刺激を与えても反応がありませんでした。生きている組織を辿って大分上で切る事になってしまいましたが、景虎ちゃん耐えましたよ。」 手術中の景虎は血圧も安定していたそうだ。「このコの心臓は丈夫でしたね。」先生の笑顔が嬉しかった。 入院している部屋に通された。まだ麻酔が切れて間もないのか意識が朦朧としているようだ。頭を撫でると目を閉じた。反応があるのが嬉しかった。 麻酔や手術に耐える体力があるか...一つ目のヤマは無事に越えられたようだ。 16日16:30、銀びーくんと一緒に動物病院へ。日曜日のせいか午後の診療時間が始まったばかりなのに患者(動物)さんが多かった。 面会の部屋に入ると景虎はパッチリと目を開いていた。(視力は無いのだが...) 「カゲちゃん、来たよ。」声をかけて頭を撫でると頷くように顔を動かした。モゾモゾと動こうとしてみたり、前脚で差し出した指を握るようにしてみたり。良かった。元気そうだ。 口元を撫でていた銀びーくんが「カゲ、ご飯食べさせてもらったんか?良かったなぁ」アゴの下にペースト状のエサがついていたようだ。 スタッフの女性に聞いてみると「お皿から直接は無理なので注射器で流動食をあげました。かげちゃん勢いよく食べてましたよ。」あいかわらず食欲旺盛なコでした。(笑) いっぱい食べて体力つけて、元気になって戻ってきてくれたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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