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カテゴリ:CAT
昨夜から絶食しているサスケくん、景虎や政宗の治療の時に一緒に絶食を
していたが、まさか自分が連れていかれるとは思って無かったようだ。 ヒトには私達夫婦としか接していないサスケ。病院でパニックになる事も 考えられたのでハーネスと紐を付けてキャリーバッグに入ってもらう。 動物病院でまず術前検査をする。ここの病院は事前にいろいろ検査してく れて、結果が良くないと手術はしない。少し費用はかかるけれど、その分 安心して任せられる病院だと感じている。 診察台に乗せようとしたが、サスケはキャリーにしがみついて出てこない。 出た後はすごい剣幕で威嚇!威嚇!目を真ん丸に見開いてしっぽもパンパン に膨らめて、でも心臓がバクバクしてる。 相当に緊張しているなぁ...なんて悠長な事は言ってられない。スタッフと 先生が3人掛りで補ていして採血。サスケ怒る怒る。(^^; あまりに危険なのでエリザベスカラーを装着。心電図を撮ってから検査結果 を待つ。サスケはあたしがいる側の診察台の角に前脚でしっかりしがみつい て不安そうな顔で見ている。肉球は足跡がつくくらい緊張の汗でビッショリ。 このコは本当に内弁慶だなぁ...と笑ってしまった。 検査結果は異常無しで、手術する事になった。夕方お迎えに来るねとサスケ を預けて帰宅する。これでスプレーが収まってくれるといいんだけど。 帰宅後に納骨の準備をする。今日で「みぃ」も我が家から去る事になった。 景虎と一緒に沢山の仲間と一緒に眠ってもらうのだ。 お花と線香と2匹の写真を持って動物霊園に出掛けた。事務所で小さな骨壷に 入った景虎と対面した。みぃに比べると小さな骨だ。足が無い分少なかった。 「幼くて病気だったコは骨が弱くて焼けすぎてしまう事があるんです。みぃ ちゃんに比べると景虎ちゃんの骨が茶色なのは焼けすぎてしまったからなん です。ご了承下さいね。」確かに景虎の骨は茶色になった部分が多かった。 2匹は合同墓地に埋葬する事にした。先に旅立っていったいろんな仲間がい る方が寂しくないだろうと、私達が行かれない時でも、誰かが手を合わせて くれる方が心安らかに眠れるだろうと考えたから。 お石塔の中に2匹の骨を納めて花と線香を供えて手を合わせた。 なんだか肩の荷が下りたような、悲しいけれどすっきりした気分になった。 「毎日お線香はあげていますから。合同慰霊祭もいらして下さいね。」 見送られて霊園を出る時に雨が落ちてきた。みぃと景虎にサヨナラを言われ たような気がした。 夕方、動物病院に預けたサスケを迎えに行った。 大きな体を小さくしてキャリーの隅っこにじっとしている姿が情けなくて、 なんだか笑ってしまった。大好きな銀びーくんに声をかけられても見向きも しない。ホントに気の小さいコだなぁ。(^^; 抗生物質の飲み薬をもらって帰宅。費用は薬も含めて1万円。 猫部屋に戻すと安心したようにお気に入りの箱に入った。また抜糸に行かな くちゃだから、病院にもヒトにも慣れて欲しいんだけどなぁ。 今日はお星様になったコも、頑張って生きてるコも、ヒトも一区切りがつい た1日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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