カテゴリ:やま
と、大ゲサに書くようなもんではありませんが、
昨日富士山に登ってきました。 富士山と言えば昨今のブームで夏の間何十万人も登るとか。 山登りが趣味であれば、いや特に趣味ではなくても、 一度は登ってみたい山であるのは言うまでもないでしょう。 だがしかしされどバット。 人混みが何より嫌いな身としては、躊躇していたのも事実。 ところで富士山の登山シーズンは7,8月。 別に立ち入り禁止とかではなくて、 山小屋は一部を除いて閉まっているのです。 つまりそれ以外は人があまり行かない山なのでは。 でも6月はまだ雪が残っているし、 10月からはもう冬山。 てことは。 登るなら今、9月しかないではないか! そういうワケで行ってきたのでした。 前置きが長くなってすいません(^_^; 土曜の午後に家を出て、 夕方に富士スバルラインの5合目駐車場に到着。 けっこう車が止まっていました。 翌朝目覚めると、駐車場はいっぱい。 あれま、結構たくさん登る人いるみたい。 今回は特にご来光目的ではないので(なんせ初めてなので)、 明るくなってから出発です。 5時半ころでした。 途中まで馬に乗って行けるみたいですが、今回はパス(^_^; しばらく歩くと、ちょっと遅いご来光を拝めました。 お~、ありがたや。 5合目だというのに、すっかり雲海の上。 さすが富士山。 さらにしばし歩くと6合目。 さあ、ここから本格的に登りです。 富士山は砂礫の単調な道と聞いていましたが、 けっこう岩場もあって表情豊かな道でした。 面白いやん、富士山。 7時頃、7合目到着。 さらに登り、登り続けます。 登り一辺倒なのでリズム的にキツイですが、 振り返ると素晴らしい景色が広がっていて気分が楽になります。 8時頃、8合目到着。 8合目といっても点ではなく線のようにず~っと8合目なんですね。 しまいにゃ本8合目とか出てきます。 なんやそれ(^_^; さらに登り、ヒィフゥ登り、 9時頃に9合目到着。 この辺りになって、軽い高山病の気配がしてきました。 高山病といっても倒れるほどのもではないので、 高山症?といったところでしょうか。 軽い頭痛とめまいの気配。 貧血の時に脳がフっと軽くなる、あの感じに近い感覚でした。 おぉ、なるほど!酸素が足りないとこうなるのか。 などとノンキな感想を持ちつつ、体はバテバテ。 ひぃ、汗をダラダラ流しつつ、あとちょっと~~。 重い足と頭に気合いを入れ直し、登れ登れ。 10時40分、ついに到着~! うひょ~、ついに来ました日本の頂点。 いやぁ、さすがにちょと嬉しい。 暑くも寒くも雲もなく、天気にも恵まれました。 よっしゃ~~。 今回は初めてということでお鉢巡りはしませんが、 まずは十分でしょう。 目の前には大迫力の火口。 いわゆるパネェ! ←このフレーズお気に入り(^_^; さてお昼ご飯なのですが、 さすがに疲労が深いのと頭痛があって食欲がありません。 カップうどんとエネルギーなんとかゼリーで済ませました。 くそぅ、高山にもっと強い体質にならねば。 しばし山頂と大噴火口の眺めを満喫した後、下山です。 もう、下って下って下りまくるのみ。 登りと違って、それはもう単調な単調なた~~んちょうな道でした(^_^; だがしかし。 道の単調さよりやっかいなのが頭痛でした。 私は頭痛持ちのせいなのかどうか、いくら下っても治まりません。 どうやらスイッチが入ってしまったようでした。 頭痛持ちの人なら分かると思いますが、 一旦頭痛スイッチが入るともう、薬を飲むまで治りません。 でも運動中(しかもかなり過酷な)に薬を飲むワケにもいかないので、 ここはじっと我慢で耐えるのみ。 なので下山の道のりの長いこと(^_^; ツライツラ~イ下山となりました。 駐車場に着いた時には、疲れるは頭痛いわでもう、まさにヘロヘロ。 フラフラしながらソフトクリームと一緒にエキセドリン。 車の中でひと眠りして、ようやく復活したのでした。 いや~、いつもながらヨレヨレでヘロヘロの山になってしまいました。 しかし問題だ、高山病。 でも、ついこないだ北アルプスで3千メートルの稜線を歩いていたのだから、 特に弱いというわけでもないはず。。 頭痛持ちという体質が恨めしい~。 次はもっと体力付けて、余裕を持って登るようにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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