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テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治
今週の新聞の気になる記事から。
といっても、それは7日の全面広告。 政府の「私も、力になれるんだ 北方領土返還へ」と題する広告だ。 2月7日は『北方領土の日』だった。 広告では、「Q.(北方領土問題を)解決するために、私たちに何ができるの?」に対し、 「北方領土問題は、私たち一人ひとりの問題です。この問題を一日も早く解決するためには、私たち一人ひとりの、北方領土返還を求める強い意志と声が必要です」と。 それでは私は北方領土返還を求める強い意志と声を、どこにどう届ければよいのだろう? 政府のインターネットテレビでは「国の外交交渉のためには、国民の後押しがあってはじめて力になる。北方領土返還要求運動を盛り上げていく必要がある」とも。 逆に言えば、現在は十分に北方領土返還要求運動が盛り上がっていないということか? 以前私が根室半島納沙布岬を訪れたとき、目と鼻の先にある歯舞諸島に驚いた。 知床峠では、はるか国後の島影の大きさにびっくりもした。 でも北方領土返還の思いをどう伝えればよいのだろう? 例えば、日本の最北端は稚内ではない。 択捉島のカモイワッカ岬だ。 但し、そこはロシアに実効支配されている。 そんな認識を伝えればよいのだろうか? 新聞によると、7日の北方領土返還要求全国大会で、前原外相は「できるだけ早く返還させるために、政治生命をかけて努力したい」と述べた。 「政治生命をかけて努力したい」という重い言葉を信じたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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