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テーマ:最近観た映画。(40095)
カテゴリ:お勧めの映画
「007スカイフォール」を観た。
もちろん劇場で、独りでだ。 そういえば最近数か月は劇場に行かなかった。 映画を観る余裕のない今の生活にとっては、ありがたい年末休みなのだ。 今回3作目だという、ダニエル・クレイグのボンド。 マッチョな肉体はそのままだが、加齢によって体力が衰えているという演出だ。 筋トレで疲れを見せたり、射撃で的に当たらなかったり、エレベーターにぶら下がっても腕が耐えられなかったり…。 スパイとしての能力が落ちているのだ。 プールで泳ぐシーンでは、プールサイドに上がって息を切らしてしまう。 自分と引き比べて身につまされた。 ネタバレが過ぎるといけないので、具体的なことはこれまでにして、イスタンブール、上海、マカオ、そしてロンドンと、世界の都市を舞台にした007の大活躍は単純に痛快で面白い。しかも美しい。 上海の摩天楼やネオンサインの光の中のでのアクションシーンなどは最高だ。 その上、スカイフォールに象徴される、ボンドの出自とMとの関係など、人間的なドラマチックな面も魅せられる。 ‘ニキビ面’のQは世代交代の表れ。 ちょっと悪乗りのするアストン・マーチンDB5の登場と破壊。 そして、Mの交代。 007も過去を清算して次のヒーロー達に引き継がれていく。 そんな気分の内容だった。 ともあれ、大スクリーンで観るべき作品であることには間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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