|
カテゴリ:ホテル
館林のホテルに泊まったときのこと。
エアコンに写真の注意書きが大きく貼り付けられていた。 「ご遠慮下さい」の次に「ご了承お願い致します」とまである。 何とも丁寧な・・・、と言うことではない。 設備の不備に対する対応を顧客にさせようとする、その考え方に違和感を覚えたのだ。 私もよくするのだが、宿泊客の中には簡単な洗濯をして部屋に干す人もいる。 ハンガーは持ち歩くとしても、それを掛ける場所がないと大いに困るものだ。 人によってはエアコンの吹き出し口に掛けることは大いにあり得る。 逆に吹き出し口にハンガーを掛けるのは、部屋にその機能がないからだ。 言い換えれば、顧客のニーズは「ハンガーを掛ける場所があること」だ。 顧客満足を追求するならば、当然「ハンガーを掛ける場所を用意する」となるはず。 それなのに顧客の行動の方を規制する。 大体、設備の貧弱なホテルほどこんな注意書きをするものだ。 顧客満足よりも設備の保全を優先しているのだ。 このホテルは、立地の良さだけが優良。 近くに機能的な設備の競合店ができれば、その先は・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ホテル] カテゴリの最新記事
|