ガードマンのつづる日常
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【文月4・庚寅・Mittwoch】 私の場合は本。何を残して、何を棄てるか?【平成23・辛卯・申の月・大暑】
2011.08.03
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【文月3・己丑・Dienstag】 インチョンから一人旅、飛行機では初めて。成田に下りてから戸惑った。シャトルに乗って、荷物を受け取って、帰りのバスのチケットを買って、一連の動き、戸惑いながら完了。 これからは一人で飛行機の旅、出来るかな?【トンボ飛ぶ飛行機の羽インチョンで】【インチョンで娘と別れ一人旅】【窓の外日本海飛ぶ雲ばかり】【雨のソウル地下鉄で行く目的地】【スジ雲で揺れる飛行機無重力】【平成23・辛卯・申の月・大暑】
2011.08.02
【文月2・戊子・Montag】 疲れていたので昼寝。夕食後、ウオーキングロードを散歩。9時ごろだったが、たくさんの人たちがウオーキング。健康熱、日本も韓国も同じ。【平成23・辛卯・申の月・大暑】
2011.08.01
【文月朔日・丁亥・Sonntag】 ソウルまでバスで2時間、外は雨だった。気さくなバスの運ちゃん、韓国語で話しているのだが、その意味内容、だいたい推測が出来る。 土砂降りの雨で、地下鉄の駅で待ち合わせの人と会うことになった。【平成23・辛卯・申の月・大暑】
2011.07.31
【水無月晦日・丙戌・Samstag】 タマプラザからバス、2時間で成田へ。最近はこのバスを利用している。2800円。 成田からJalでインチョン、かなり人が列をなしていた。土曜日だからか。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
2011.07.30
11万余り。死亡診断書5250円。死体処置費2100円。寝巻き3150円。これらは保険外。 暑い夏の思い出が一つ加わった。
2011.07.29
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【水無月29・乙酉・Freitag】 放射能について世間は騒ぎすぎだと思っている。今、人体実験中であって、結論は出ていない。 この実験レポートが必要で、観察体制を整備する。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
ルーツといっても伝承であって確実とは限らない。
2011.07.28
北京~上海、飛行機だと料金も時間も半分、高速鉄道を利用する人は倍のお金を払って、倍の時間を掛けて乗る。 今回の事故、ダイヤでは追突した列車が停車列車の前を走っていることになっていた。このダイヤを信用すれば、後続列車に「停車命令」を出したことになる。 安全運転の基本以前の問題をはらんでいる。これは中国文化を知っているものからすると予想されたものである。 路線整備のために最初は徐行すべし、しかし、上からの命令で安全を無視して最高速度で走らせる。 不思議の国。
【水無月28・甲申・Donnerstag】 娘と一緒に暮らすことにした。扶養家族になる。既に、携帯や電話、娘の厄介になっている。 で、引越し、何ヶ月も先になるのだが、準備を始めた。先ず、捨てる。衣類から、次に、本。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
【水無月27・癸未・Mittwoch】 別れは悲しみかもしれないが、再会という喜びと希望がある。「希望という名の重い荷物をキミは軽々と持ち上げて」と歌にある。 自分の役割分担が見えてくれば、重い荷物でも軽々と持ち上げることが出来るのだろう。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
2011.07.27
「さよならは別れの言葉じゃなくて再び合うまでの遠い約束」と歌われているが、別れには希望と喜びがある。
2011.07.26
区役所へ行った。3年振りである。この前は年金受取の手続きのためだった。65歳まで生きている確率が少ないので60歳から受け取ることにした。 今日は家内の保険証を返還すること、それによって、健康保険の金額が変わる。また、葬儀費用に5万円支給される。その申請。 今度、カテーテルを9月に受けるのだが、そのための「国民健康保険限度額適用認定証」を貰った。 人の死、病院⇒教会⇒区役所、これって、科学・宗教・政治と3分野だな~と思ってしまった。
【水無月26・壬午・Dienstag】 携帯に家内の友人から電話があった。 郵便局、区役所、手続きの日々である。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
中国は人民解放軍と中国共産党が支配している士(軍・党)商(アメリカ系中国人)工(日本やドイツで学んだ技術者)農(元々から居る漢族)という階級社会である。 富裕層は士・商であって、工・農は奴隷状態にある。 この背景を知らなければ、今回の中国高速鉄道事故の意味を知る事は出来ない。今一度、毛沢東の出現によって、人民解放(工・農)がなされなければならない。
2011.07.25
7月25日といえば大阪天神祭、私は見たことがない。昔から母が「お大師さんと天神さん、仲が悪い、21日晴れると25日は雨だし、21日雨だと25日晴れる」と何度も言っていた。
【水無月25・辛巳・Montag】 家内が亡くなって、貯金の相続手続きを郵便局で、後、銀行は通帳の繰越など。 スーパーで靴を買って、あと、散髪。外は暑い。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
テレビ業界は終わった。私は2001年の9・11報道辺りから、「洗脳」されると思って見るのを止めた。 時々は見るがそれはラジオで予告があった番組だけである。
2011.07.24
【水無月24・庚辰・Sonntag】 家内の葬礼の感謝も兼ねて礼拝に参加した。久しぶりである。 暫く、日曜は教会へ。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
病院、検査、体重は4Kg減。8月13日に栄養士さんから「食事栄養相談」、娘と一緒に行く。20日に診断と腹部超音波検査。と、スケジュールが決まっていく。 順調に行けば9月20日から仕事再開。
2011.07.23
【水無月23・己卯・Samstag】 大暑だというのに秋の気配、神様も節電に協力しているのかも知れない。 やっと夜中、ぐっすりと眠れた。非日常⇒日常。【平成23・辛卯・未の月・大暑】
7月16日の「久米宏ラジオなんですけど」をポッドキャスティングで聴いた。家内が息を引取った13時52分に放送されていた分である。 「なでしこジャパン」についてアメリカ戦を予想していた。「PK戦で負ける」予想は外れて勝った。 非日常から日常へ帰ろうとしている。明日は病院。
2011.07.22
【水無月22・戊寅・Freitag】【わが庵住し証は娘達】 私は家内の死に戸惑っている。しかし、娘達2人はどんどん先を行く。彼女達はその母親の死を現実の事として受け入れ、残された父親を自分達で養うべく行動を取っている。 二人の娘、結婚していて子供も居る。社会人としての役割を自覚して行動している。 私は遅まきながら、その娘達の路線に乗っている。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
私はソフトボールを応援しようと思う。
2011.07.21
【水無月21・丁丑・Donnerstag】 家内は先週の金曜日の朝、クモ膜下で倒れた。【満月の引力の朝クモ膜下】【病院に急いでくれと人が待つ】【脳津波脳幹襲いいびきのみ】【悲しみは追々と来る独り占め】【ニューヨーク五番街で初デート】土曜日、逝去。【倒れても夢かけ巡る五番街】日曜日、死亡届、区役所へ提出。区役所の人から電話、「届け、受け取りました。○○さんとあなたとの関係は?」「夫です」月曜日、通夜、40余名集まる。火曜日、告別、斎場、写真と骨壷で自宅に戻る。水曜日、ご近所の人たちが来訪。木曜日、葬儀屋さんが清算に来る。【雨の朝祈りの言葉共に読む】【平成23・辛卯・未の月・小暑】
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次女に5月5日、女の子が生まれた。2か月目の孫、お祖母ちゃんの葬儀に参加した。時に泣き出したりする。 斎場でお骨上げまでの約1時間余り、豪華なお弁当を食べたわけだが、その時もむずかったり、泣き声をあげた。 お祖父ちゃん2人とお祖母ちゃん1人、それぞれが孫をリレーであやす。 私がやったことは膝をカクンと曲げて、無重力状態を創る。それが孫には心地よいようだ。お腹の中に居たときは、羊水に浮かんでいて、無重力状態だった。 それを瞬間だが再現させる。このコツは婿殿の動きから発見したものである。彼はお姉さんの息子・甥・の子守役を長年やっていて、幼児のあやし方、年季が入っている。
2011.07.20
【水無月20・丙子・Mittwoch】 永六輔さんが番組でよく笑う。リスナーから「そこ、笑うところではない」とクレイムのメールが入るそうだ。 永さん、説明に困っている。笑うことで前に進める。逆風でもヨットは前に進む。飛行機は逆風を自分のプロペラで作って、飛行する、浮上するための力に変える。 悲しいことに笑ってぶつかる、そこで何かを発見できる。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
【水無月19・乙亥・Dienstag】 11時から告別式霊柩車運転手への謝礼:5,000円タクシー代:6,050円斎場・市内大人火葬:12,000円斎場・市内休息室:5,000円お弁当代・14個:48,510円、お子様・3個:6,300円【平成23・辛卯・未の月・小暑】
2011.07.19
【水無月18・甲戌・Montag】 7月16日、家内が亡くなった。18日、葬礼の会場へ移動。運転手への謝礼:3,000円会場費:105,000円布団代・6人代:18,000円会食代:後日請求。飲み物代:14,490円供花代・2つ分:42,000円牧師さんへの謝礼:70,000円【平成23・辛卯・未の月・小暑】
2011.07.18
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【水無月17・癸酉・Sonntag】 30年ほど前に玉川学園の校舎建設の仕事で半年ほど通勤していたことがあった。その頃、評判だったのが薬師丸ひろ子が主演した「セーラー服と機関銃」だった。 その薬師丸が玉川学園に入学した。この「セーラー服と機関銃」その歌詞の内容、青春歌謡としての意味・意義が深い。 玉川学園⇒薬師丸ひろ子⇒「セーラー服と機関銃」⇒来生えつ子⇒・・・ YouTubeで、最近リメイクされた長澤まさみの方を聴いている。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
2011.07.17
【水無月16・壬申・Samstag】 1945年7月16日、ネバダで原子爆弾の実験がなされた。その日から人類と放射能の共闘・共存生活が始まった。その記念日である。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
2011.07.16
【水無月15・満月・辛未・Freitag】 歴史は若い人の方が詳しい。昨日のDig、原発について、80年ごろに生まれた人たちが話し合っていた。あの頃、ああだった、こうだったと、自分の体験は語れるが、総体については分らない。 後世の人たちにどう見えているか・・・これが歴史である。 石油確保のために太平洋戦争があった。戦後、主力、石炭だった。昭和30年代、石炭から石油への切り替えがあった。当時、炭鉱での災害、また、整理縮小に反対した争議がニュースで流れた。 60年代から原発の計画がなされ、70年代に入って、稼動がはじまった。その直後、オイル・ショック、石油確保の戦いが始まった。 この状況が原発を推進させた。常にエネルギー確保がテーマで、この原点検証を怠れば、どんな良いプランでも実行は出来ない。 この基本動作、菅さんには欠けている。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
2011.07.15
尿路結石についてラジオで解説していた。シュウ酸とカルシウムが結びつくと結石になるという。そのシュウ酸、お茶の中にも含まれている。 何事も取りすぎ、良くないようだ。
2011.07.14
菅さん、プルサーマル、念頭になかったようだ。その場の思いつき、「走りながら考える」というそうだが、これに賛同するマスコミ人はタップリと官邸機密費という鼻薬を嗅がされている連中だろう。 支持率12.5%、森さんといい勝負になって来ているという。 経済産業省の松永次官・昭和27・1952年2月28日生まれ、この人の意向で・・・。 松永というと昔、九州電力のドンに松永・・・、という人がいたな~と、微かな記憶。 今は、検索という武器がある。松永安左エ門、この人のこと、結構話題になっている。 松本龍さん、躁状態だという。菅さんも同じ病気かもしれない。民主党は早く次の総裁選挙で決めておくべきだ。
(1)核燃料の処理、そのための用地を確保。地震・津波の日本では何処でも無理、モンゴルという案、アメリカが考えている。しかし、中国やロシアの領土を通らなければモンゴルにいけない。経済産業省は乗り気だが外務省は消極的。(2)完全な廃絶まで50年かかる。その間、どうするか? 限定的に原発を稼動させて電力を生産した方が合理的。(3)廃絶だけど、廃絶までは稼動する。後、50年は使う。 昨日の菅総理の記者会見、後、50年、原発を稼動させますよ。というお話だと理解しました。 マスコミも新聞記者もラジオのキャスターも、皆さん、お坊ちゃま、お嬢ちゃまで、リスナーの方が先読みしているよ。
民主党は信用できない。去年は鳩山さんが「沖縄基地、最低でも県外」と言っていたが出来なかった。 今年の年頭所信表明演説で菅さん「ヴェトナムに原発を売り込みに行った」と自慢していた。その人が、7月に「脱原発」と言っても俄かに信用できない。 鳩山さん同様、あれは方便でしてと言い訳するであろう予想される。 マスコミ関係者、皆さん騙されやすい人たちで。
【水無月14・庚午・Donnerstag】 Digで歌舞伎町の話をしていたが、精神世界関連の集まり、よく、歌舞伎町の喫茶店・ルノアールでやっていた。今もそうだと思う。喫茶店⇒新宿御苑。 同人誌の集まりは新宿2丁目だったのだが、古い昭和30年代の町並み、街全体がラーメン博物館だった。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
中村安希さんというライターが居る。彼女の書いた本「Beフラット」で評価されている政治家が2人居る。その内の一人、山内康一議員(みんなの党)比例北関東ブロック選出・昭和48・1973年8月25日福岡生まれ。 彼のブログに東電救済法案についての動きが書かれていた。2011年7月13日 (水)東電救済法案の行方いま国会では原子力損害賠償支援機構法が審議されています。その内容は、事故を起こした東京電力の負担軽減を優先して、何ら責任のない利用者や他の電力会社に先に負担を強要する、たいへん不当な内容です。その件に関し、今日は朝8時から超党派の勉強会が開催され、経産省の改革派官僚の古賀茂明氏や有識者の話を聞きました。みんなの党からは渡辺よしみ代表他、民主党からは小沢鋭仁議員、自民党からは塩崎恭久議員、河野太郎議員他が参加しました。この法案では「被害者救済」よりも「加害者救済」が重視され、どう考えてもおかしな内容になっています。当然みんなの党は一致団結してこの法案に反対しています。しかし、自民党内では、われわれと同じ意見の人は少数派で、民主党内ではさらに異端視されています。民主党からこの勉強会に出てきた小沢鋭仁さんは立派です。民主党は電力会社および電力労組に頭が上がらないし、自民党は電力会社および関連業界に頭が上がりません。マスコミも電力会社に対して批判的な報道は控え目です。この勉強会もさほどマスコミ関係者は来ていませんでした。電力に関しては、政界+電力会社+経産省+労組+マスコミの強固な既得権益保護層が問題を覆い隠しているように思います。あっさりと通すわけにはいかない法案ですが、民間も含めて、反対運動がなかなか広がっていきません。2011年7月13日 (水) 02 永田町レポート<政治の動き> ◆今日は「山崎の合戦」天正10・1582年6月13日・があった日である。この日、菅総理は誤魔化しの記者会見をやっているが、問題はこの法案である。
2011.07.13
梅雨明けが早いと言っているが、旧暦だと去年と同じ。【水無月朔日・旧暦6月1日】平成12・2000年・・・7月2日平成13・2001年・・・7月21日平成14・2002年・・・7月10日平成15・2003年・・・6月30日平成16・2004年・・・7月17日平成17・2005年・・・7月6日平成18・2006年・・・6月26日平成19・2007年・・・7月14日平成20・2008年・・・7月3日平成21・2009年・・・7月22日平成22・2010年・・・7月12日平成23・2011年・・・7月1日◆去年と比べると11日早くなっている。この旧暦と新暦のズレ、季節は旧暦に合っている場合が多い。 平成21・2009年は閏年で旧暦5月と閏5月と2か月あった。旧暦5月は梅雨の季節で、この年「戻り梅雨」もあって、長引いた梅雨だった。 新暦は企業活動用で、日々の生活、旧暦が良い。
【水無月13・己巳・Mittwoch】 Digで南スーダン独立について解説をしていた。 安全保障確立のために米中が妥協した、それが南スーダン独立であるとのこと。 中国はアフリカ53カ国、全てに大使館を置いているとか。 チャドの民兵が問題だとか、リビア情勢とも絡んでいる。キリスト教対イスラーム、アフリカ対アラブとか、単純な対立軸は欧米が持ち込んだものであって、純スーダンのものではないという。 フランスのレオポルド・ショヴォーの「年をとったワニの話」、スーダン、ナイル川の上流から話が始まる。 外交、協力と対立、戦略・協力で、戦術・対立、この二枚腰、日本人は不得意である。ドイツ、日本と同盟を結びながら、中国・蒋介石に援助をしていた。 この米中対立と米中協力、この同時進行をよく観察する必要がある。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
菅総理の黒幕、なかなか優秀な人であるらしい。しかし、世の中、見えている目明きが沢山居る。その人たちによる提言があった。それは「公正な社会を考える民間フォーラム」という。 【テーマ】原発事故による巨額の損害賠償をどう処理するのか。 4、5月頃の話。「東電の賠償額に上限を設定するのか」「金融機関の債権カットを求めるのか」メディアでも一時話題になったが、結局その後、政府は「原子力損害賠償支援機構」を新設する処理スキームを決定。東京電力を破たんさせることなく、電力料金値上げなどの形で負担を求める方式が決められた。政府はこのスキームを法案化して6月に国会提出。7月に入って審議入りし、11日からは衆議院での委員会審議が始まった。原発ストレステスト騒ぎなどもあって、この問題への関心は薄れた感があるが、この法案は、端的にいえば、特定利権のために法治主義の原則を平然とねじ曲げる法案である。ほかの幾多の問題に紛れ、いつの間にか、こうした法案がそのまま(ないし若干の修正を経て)成立するような事態は、避けなければならないと考える。こうした問題意識のもと、7月12日、以下5名の呼びかけで、民間有志「公正な社会を考える民間フォーラム」による「原発事故の損害賠償に関する公正な処理を求める緊急提言」を発表することになった(五十音順)。池田信夫(株式会社アゴラブックス代表取締役)久保利英明(弁護士)八田達夫(大阪大学招聘教授)原英史(株式会社政策工房代表取締役社長)福井秀夫(政策研究大学院大学教授)***原発事故の損害賠償に関する公正な処理を求める緊急提言***2011年7月12日・公正な社会を考える民間フォーラム政府は6月、「原子力損害賠償支援機構法案」を国会に提出した。この法案は、「被害者への迅速・適切な賠償」「原発の状態の安定化と事故処理に関する悪影響回避」「電力の安定供給」を目的としたものとされる。しかし、その内容は、東京電力及びその関係者という特定利権者の負担軽減を優先して、何ら事故の回避可能性のなかった他電力会社利用者や納税者に先に負担を強要する、不当な内容と言わざるを得ない。一般の企業であれば、重大な問題を引き起こし、巨額の損害賠償責任を負って、債務超過状態になれば、会社更生手続きによる破たん処理に進む。この場合、株主や、金融機関など債権者も責任負担を求められる。つまり、株主は株式価値滅失という形での責任負担、金融機関は債権カットを求められることになる。また、企業価値を最大化する観点で再生計画を策定して、そのもとで資産売却なども行い、賠償義務の履行のために充てられる。今回の東京電力のケースでも、まず、こうしたプロセスによって東京電力及び関係者が最大限責任を担い、それでも賠償債務をカバーしきれない場合に国民に負担をお願いするのが合理的である。東京電力の貸借対照表によれば、純資産額は1.6兆円、金融機関からの長期借入金は3.4兆円にのぼる。これらに手をつけることなく、いきなり、収入確保を目的とした料金値上げに走るというのは、一般企業であれば、到底説明のつかないことである。これに対し、「電力会社は特殊である」との主張がある。つまり、「東京電力が倒産したら、電力供給がストップする」「東京電力が倒産したら、金融市場が大混乱する」といった議論である。同様の議論はJALについてもあったが、JALは会社更生手続きをとっても飛行機は止まっていない。電力供給に支障が生じないよう、必要な資金は当面国から供給すれば足りることである。また、社債市場の混乱などを指摘する声があるが、電力会社の社債は優先債権とされており、権利の性質に応じて処理がなされることとなる。本来はリスクある投資であり、既に市場も一定のリスク実現を織り込みつつあると考えられる。また、仮に金融機関の信用創造機能への支障が生じるようなことがあれば、それに対しては金融安定化策を講じるべきであって、社債一般を保護する必然性はない。損害賠償債権は、会社更生手続により、担保付社債より縮減される可能性はあるが、カットされた部分を含めて、原子力損害賠償法(原賠法)に国の最終的な援助が明記されている以上、国が適切に補償策をとれば足りることである。会社更生手続は、むしろ、本来支払われるべきではない過大な請求や、偶発債務などを整理する効果がある。しかも、本来の責任主体が負担をし終わってなお足りない分は、国庫支出により納税者負担とせざるをえないのであって、国が責任を放棄したままの電力利用者負担など法は想定していない。すなわち、電力会社に一定の特殊性があるとしても、それが故に、東京電力に会社更生手続を適用できないということはないのである。以上のような問題提起は、一般の経済活動の常識に照らせば、ごく当然のものと考えるが、不思議なことに、経済界やメディアからの発信は乏しい。仮に、多くの企業や大手マスコミが東京電力と長年にわたって密接な関係を築いてきたことに起因して自由な言論が困難になってきている可能性があるとすれば、こうしたしがらみを今こそ断ち切らなければならない。仮に、今回政府が提出しているような法案が、このまま国会で成立するようなことがあれば、日本は、力の強い特定利権を守るため、法治主義の原則を平然と踏み外す国家ということになる。もはや日本は、法治主義社会とも民主主義国家とも言い難い。こうしたことのないよう、以下の方針に沿って、東京電力の処理を早急に進めるべきことを緊急提言する。記1.政府の「原子力賠償支援機構法案」は撤回し、法治主義の原則に則った東京電力の処理プランを作り直すこと。2.具体的には、巨額の賠償債務によって債務超過が明らかになっている以上、東京電力は会社更生型の手続きに則り、事業再生と被害者への損害賠償を行うこと。これによって東電自身の責任と、東電の財産と事業による最大の弁済を行うことを明らかにし、資産売却はもちろん、株主と金融機関に明確な責任を果たさせること。その上で残る賠償債務については、国の負担で援助すること。3.一方、被災者への損害賠償は最優先し、早急に支払いを実施すること。4.また、電力供給に支障を生じさせないよう、国が必要な資金は供給すること。公正な社会を考える民間フォーラム(2011年7月11日現在)青山 貞一(東京都市大学大学院教授)池田 信夫(株式会社アゴラブックス代表取締役)飯田 哲也(環境エネルギー政策研究所所長)戎 正晴(弁護士・明治学院大学教授)大島 堅一(立命館大学教授)小野 直樹(東京都市大学大学院教授)海渡 雄一(弁護士)加藤 久和(帝京大学教授、名古屋大学名誉教授)久保利 英明(弁護士)島田 晴雄(千葉商科大学学長)只野 靖(弁護士)田中 優(未来バンク事業組合理事長)田原 総一朗(ジャーナリスト)常木 淳(大阪大学教授)中川 雅之(日本大学教授)八田 達夫(大阪大学招聘教授)原 英史(株式会社政策工房代表取締役社長)原科 幸彦(東京工業大学大学院教授)福井 秀夫(政策研究大学院大学教授)堀 義人(グロービス経営大学院学長) 村辻 義信(弁護士)山崎 福寿(上智大学教授)八代 尚宏(国際基督教大学客員教授)屋山 太郎(評論家)除本 理史(大阪市立大学大学院准教授)吉田 修平(弁護士)問い合わせ先:株式会社政策工房電話:03-3505-1260 e-mail: info@seisaku-koubou.co.jp.◆心強い提言である。
2011.07.12
月曜日のDig、アルコール依存症がテーマだった。私は酒を飲まないので関係ないようなのだが、しかし、私の場合、「炭水化物依存症」の疑いがある。 炭水化物の取りすぎ、中性脂肪が高くなる、で、狭心症と相まって、梗塞・・・。 理性では分っていても、あるレベルになると、抑制が効かなくなってきていた。 今は、発作と治療直後なので、食事制限、スムースに行っているが、その内、例外が出てきてなし崩しになる。
【水無月12・戊辰・Dienstag】 退院後、間食無しの生活をしている。まあ、暫くは、続くだろうけど・・・。【平成23・辛卯・未の月・小暑】
衆議院解散総選挙に向かっている。今度は騙されるのが菅直人である。ペテン師がペテンに引っかかる。自分で自分の首を切る断頭台に上る。 自業自得である。 そのお供をするのが新聞記者たちで、完全に自分の言論に自信を喪失している。
2011.07.11
久米宏さんはよくラジオ番組で言っていることなのだが、テレビ、その内、誰も見なくなる日が来る・・・。かつて、映画が全盛だった。しかし、テレビの出現でその地位を去った。 今はネット時代、私などは全くテレビを見なくなった。今度の地デジ切り替えで、一層、テレビ離れが進むだろう。 今一番テレビを見ているのは70歳代の人たちだという。 私にとって、テレビ番組はYouTubeで見る材料提供源かな?
昨日、日曜日、娘夫婦と孫がやってきた。私に孫を抱かせ、私の携帯で写真をパチリ、待ち受け画面にセットした。こういう高度な技は私には出来ない。 今日はその携帯を持って、何人かの知り合いに見せる。
小沢遼子さんが「あの人、社会党なんだってね・・・」と、知らなかったみたい。ウソを言う人じゃないから、「松本組を知らなくっても、東京じゃ社会評論家できるんだ?」と、私は言いたくなった。 昔、ドイツのシュミット首相が「日本じゃ、SS20(中距離ミサイル)、知らなくっても首相出来るんだ!」と当時の福田赳夫首相に言ったとか。 楢崎弥之助という爆弾質問をする社会党の代議士がいたが、彼は松本治一郎の秘書をしていた。 歴史の裏街道、時々、こういう形で表に出てくる。
浅原健三(明治30・1897年2月28日~昭和42・1967年7月19日)という興味深い人物が居た。生まれは福岡、小さな炭鉱主の息子だったが父親の経営失敗後、クズ石炭やクズ鉄拾いで生計を立てた。 大正8・1919年、日本労友会を設立。 大正9・1920年、八幡製鉄所の大労働争議を指導。争議自体は成功に終わった。しかし、彼は治安警察法違反で逮捕された。 出獄後上京し、新聞の印刷工をしながら日本大学専門部法科の夜学に通い学んだ。 このころ、無政府主義者の大杉栄(関東大震災・大正12・1923年・直後、官憲により殺害)と出会い、私淑。以後、「大杉栄の弟子」を自称。 このころ、古市晴彦(以後、満州問題でも長い付き合いとなる)を自宅に住まわせる。 また、加藤勘十とも親交を結んだ。 大正15・1925年、九州民憲党を結成。 昭和3・1928年、第16回衆議院議員総選挙に出馬・当選。【石原莞爾の側近になる】戦争期に入ると、「満州からの即時撤退」を選挙で叫んだ。政友会幹事長の森恪から、「日中問題を解決するには軍に近づく必要がある」と説かれ、軍人との人脈作りにはげむ。陸軍大臣だった林銑十郎の使者として、当時仙台で連隊長だった石原莞爾と出会う。石原と共鳴し、付き合いを深めている。以後浅原は石原の政務秘書の様な役を演じ、宇垣内閣の阻止、林内閣の成立などの際、裏で動いていくことになる。【石原莞爾が失脚】して舞鶴要塞の司令官に追いやられる。浅原は加藤泊治郎東京憲兵隊長の下において治安維持法容疑で逮捕される(浅原事件)これは、石原一派の粛清を目指す東條英機派の意思によるものといわれている。浅原を「アカ」とみなしていた東條が、軍に潜入して軍を赤化させる恐れがあると断じたのである。しかし、浅原を起訴することは石原を疑うことになり、石原を疑うことは当時陸軍大臣であった板垣征四郎の顔に泥を塗る行為でもあった。このような理由から浅原は起訴を免れるが、同時に超法規的措置として、国外追放となる。その後、上海に居を構え、そこで巨万の富を成す。昭和19・1944年には東條英機暗殺未遂事件への関与が疑われ、憲兵隊に逮捕される。しかし、またも釈放され、今度は那須の山奥で蟄居させられる。 戦争が終わると、実家に戻り、浅原を訪問した石原と一度だけ会っている。その後は世に出ることを極度に嫌ったが、岸信介や鳩山一郎との人脈があったことから、さまざまな局面で、政界の黒幕として暗躍した。昭和42・1967年、70歳で没した。【文献資料】評伝「反逆の獅子」桐山桂一。 ノンフィクション「溶鉱炉の火は消えたり」浅原健三。 ◆東条内閣を倒閣しようという動きがあった。そこに石原や岸が絡んでいた。この浅原と私、誕生日が一緒、彼が亡くなる昭和42・1967年7月19日、私は夜行で東京・上野から北陸・金沢に向かう列車に乗っていた。
【水無月11・丁卯・Montag】 北沢さんって、与太政治家に見えていたのだが、菅さんと比べてみると立派に見える。 西尾末広との関連でリンクしている・くれど・さんや陳澤民さんのページに情報があった。 今も昔も変わらないということか。【平成23・辛卯・未の月・小暑(温風至)】
安住国会対策を褒めていた。これくらい見え透いたウソが吐けなければ政治家はやれない。 なんとなく、昔の西尾末広を思い出した。 民社党系の人と思っていたのだが、長野選出の自民党員、羽田孜と行動を共にしている。どうやらこの人がポスト菅になりそうだ。 羽田さんと同じく少数与党のトップになるかもしれない。 しかし、菅さんが辞めれば急旋回、事態は良くなるだろう。
2011.07.10