紙媒体と電子媒体、今後の行方・ゆくえ
グーテンベルグの印刷術、これによって、本が手で持って持ち運ぶことが出来るようになった。 それまでは文献、羊の皮に書かれていた。大きな図書館で見るしか、出来なかった。 紙に印刷する、それをハンディに持ち運びが出来る。今、その紙媒体が電子媒体となって、今度は図書館が持ち運び・出来る時代となった。 しかし、日本では、紙媒体業界から電子媒体への取り組み、鈍い。 これには日本の紙へのこだわりがある。和紙と西洋紙、これは紙という共通点があるが、全く違う物質・性格が違う。 西洋紙は100年もたない、ボロボロになっていく。絶えず、新しい紙に印刷し直さなければならない。しかし、和紙は1000年経っても腐らない。 電子図書、ある操作を間違えれば消失する。自分の作品を和紙に印刷しておけば永遠に保管・保存が可能である。 紙媒体といっても西洋紙と和紙、別の媒体である。