ラスカルの本の選び方
ラスカルの本の選び方。昨日の日記のコメント欄に ところで、ラスカルさんの本選びって どのようにして本を選んでいるのですか?という質問をいただきました。最初、コメント欄に返事を書きかけたのですが、本について語り出したらとまらない~!!というわけで、こちらにお返事させていただきます。本の選び方は、まず、「書評」と「広告」(主に日経新聞の下の段)と「ブログでの紹介」から気になる本をAmazonで検索して、ざっと「商品の説明(内容紹介・著者について)」の項目を読みます。そのあとレビューを読んで、最後は直感!です。書評もレビューも結構「やらせ」的部分がありますので、その辺は長年のカンに頼ります。特にレビューの場合はレビューの書き込まれた日付け、レビュアーの他の書評も参考にします。たとえば、レビューの日付が、発売直後に集中しているものは、「さくら」...じゃなくて、「意図的口コミ」の可能性が高いと判断します。あと、おすすめ度が★★★★★でも、レビュアーが「この本へのレビューが初めて」という「レビュアーデビュー者」ばかりのレビューも、上記と同様とジャッジします。実際に、★★★★★だけど、「レビュー15件中11件がレビュアーデビュー者によるもので、他も2回めが3件、3回めが1件」とか、「レビュー7件中6件がレビュアーデビュー者、残り1件も数年前の2件とあわせて計3件」みたいなのが最近ありました。これは、購入を保留。一方、昨日ご紹介した「日本でいちばん大切にしたい会社」の場合は、数的には5件しかレビューがついていません。「おすすめ度」も★★★★と半分(4.5個)です。しかしそのレビュアー5人の内訳が この本だけしか紹介していない人 2人 全部で12件のレビューを書いている人 1人 全部で52件のレビューを書いている人 1人 全部で283件(!)のレビューを書いている人 1人 (しかもこの方、レビュアーランキングが220位!!)こうなると、かなりレビューの信憑性が高いので、「商品の紹介」と「レビュー」と「直感」で「カートに入れる」になります。もちろん、レビューアーの内訳だけでなく、そのレビュアーが他の本に対してどのようなレビューを寄せているかも参考にするときがあります。あるときなど、ある本に寄せた、あるレビュアーさんのコメントがあまりに「ナイス!」で、そのレビュアーさんとは一面識もないのに、その方が★★★★★をつけた本を、片っ端からカートに入れたこともあります。さすがに、多すぎて、「今は買わない」に移したものありますが、かなりいい本に出会えました。レビューの詳細の他にはマーケットプレイスでの最低価格もチェックします。(最新の本は無理ですが)マーケットプレイスでの最低価格が「安い→おそらく手放してもいいと判断した人が多い」「高い→おそらく手許に置きたい人が多い」本なのではないか?と判断します。一番オーソドックスですが、もちろん書店も利用します。この場合は「選ぶ」というよりは、「向こうから呼んでくれる」感じです。何気に手にして、数ページ読んで、途中で止められずに「お買い上げ!」。立ち読みで済まそうと思ったのに「書店激涙」で、「お買い上げ!」。立ち読みで済まそうと思ったのに「あの人にも是非読んで欲しい!!」「ブログで紹介したい!」(笑)で、「お買い上げ!」なんていうのは、よくあるパターンです。ということで、コメント欄へのお返事でした☆みなさんは、どのようにして選ばれますか??