文化祭7 G習院
9月のK智に始まった我が家の文化祭めぐりも、きょうで7校目。K智に行った時は残暑の真っ只中だったっけ・・。あっという間に季節はめぐり、街はもうすっかり晩秋の装いとなってしまった。雨の中、目白のG習院の文化祭に行ってきた。東京に生まれ育った私だけれど、目白駅に降り立つのはきょうが初めて。Gに行くにはどっちの方向へ・・?とキョロキョロしてしまったけれど、駅のすぐ真横にGの門はあった。キャンパスはさすがに広い。キャンパス内を歩いて中等科に向かう間に、日比谷公園の中を歩いているような錯覚に陥る。雨じゃなかったら、キャンパス内を散策したいところだ。校舎はとても綺麗。中学生は品がよく、G習院らしい賢そうな子が多い。高校生になると、適度にくだけていてまたいい。特徴的な学ランと襟元に光る二つの校章が、イヤでも品の良さを醸し出している。名門校はこれだからいいよなぁ・・・と、羨ましく思ったりする。1階の食堂は広く、中学生でも毎日利用できるとのこと。これはポイント高し。食券販売機の前が長蛇の列だったのは参ったけど・・(^^;文化祭の内容は研究発表的なものが多く、お遊び的なコーナーは少ない。それと、食べ物を扱ったコーナーがひとつもなかったのも特徴的。文化祭って、学校によって本当に違うんだなぁ・・・とつくづく思う。音楽部の発表を見に行く。会場の創立百周年記念会館に入って、その立派さに感嘆する。 卓斗が言った。「この学校、来ているお母さんたちの服装がちょっと違うね」受験生を連れてきている母親たちの雰囲気が、他校と少し違うような気がする、というのだ。私も同じことを感じていた。それより、目立つのは、在校生のお母様方のセレブな雰囲気だ。やはり、スーツが基本らしい。三角巾にエプロン姿で忙しく立ち働くお母さんたちの姿が校内のあちこちに目立っていた何校かの学校を思い出す。そういうお母さんの姿は、この学校では殆ど見かけない。数人で親しげに、でも品良く話しながら校内を見て歩いているお母様たちが多い。音楽部の演奏会を聞き終え、記念講堂を出た私と息子は、広いキャンパスの中で見事に迷子になってしまった。広い・・・(--;)校内で遭難しちゃう、これ。23区内の学校で、敷地内に馬場があるのはGだけだそうだ。野生?のタヌキも出没するというし・・。とにかく、さすがはG。