鹿鳴集 奈良より
昭和58年6月24日初版,淡交社の鹿鳴集が手元にあります。今度の移転の際にも持参しました。私の短歌の原点になった会津八一の本です。ひらかなで書かれている歌です。一番好きな歌:唐招提寺にて おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそおもへ 今朝、私と共に生き延びてきたハイビスカスが咲きました。あかいはなです。すねんへて あひたるごとき そのはなを そっとひきよせ くちびるふるる 朋盛 もしははが いませばなれを みそなはし そのうつくしさ えみてたたへん 朋盛