枕草子より
夏は夜。月の夜はさらなり。闇もなほ, 蛍のおほく飛びちがひたる。また、 ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。清少納言は蚊は気にしなかったのかな。多分血液型はO型以外だったのでしょうね。昨夜の様なお月様を愛でたのでしょう。 定子の御殿にも蛍が舞い飛んでいたのかしら。雨もお気に入りだった様ですから集中豪雨は体験しなかったのかも。二段で”頃は”と言う所で月の事を記していますが、二月、六月、十月がありません。彼女は、多分その月に嫌な出来事が遭ったのかも知れませんね。