Ran Garden

[本紹介] カテゴリの記事

全23件 (23件中 1-23件目)

1

• 秋の気配。。。。

  ご無沙汰してました。ホント・・・お久しぶりです。盆休みも過ぎ・・・・あつい・・あつい・・熱帯夜もおさまり・・ここ２・３日めっきり空も遠くなり雲も秋の気配・とんぼも飛んだりなんかしている。お休みには、映画も観たし・・・暑いから図書館に逃げ込んで本もたくさん読んだ。この次には・・・映画話題・・読んだ本の紹介をしよう。(ちょっといつになるか・・ってとこあるけど・・)今、仕事途中だからさ。

  2008.08.20

  コメント(0)

• 

  夢をかなえるゾウ

  すっかり雨模様の日曜日梅雨だからしかたないけど・・・この雨が各地でとんだ被害を巻き起こしていますね。。。恵みの雨とはいえないようです。私の1ヶ月の読書頻度は・・・５・６冊くらいでしょうか？ちょっと夢中になると、夜だけしか読めないけど3日くらいで読んでしまう。決して早い方ではないけどこの「夢をかなえるゾウ」もこの上ない楽しく・面白い本だったインドの神様ガネーシャが関西弁を話すことも愉快なのだが、この神様の教え諭しかたがなんとも言えず先を進ませる意欲を掻き立てる要因だ。結構私も、自己啓発本は好きでいろいろ読むこの本はなんちゃって自己啓発！もどきで・・・あぁ～まったくそのとおり・・・それが間違いなくできればホント成功できるよ！・・・・・って本です。堅苦しい自己啓発本でなかなか最後まで読めない方は、絶対お勧めの本です。夢をかなえるゾウ

  2008.06.22

  コメント(1)

• 

  今の一押し

  相変わらず、気の多い私は・・・・仕事帰りに時間が合えば、映画を見たり・・・とりあえず見たいTVがなければ編み物をして・・・真剣に観たい番組がなければTVをちょい見しながら、本を読む・・・この本なのですが九州旅行から矢口敦子さんにはまってしまい「償い」「証し」「家族の行方」と電車の中・ベットの中・その他移動中に没頭してしまいました。勢いつけて３作一気だったもんで・・・さぁ～どうだと・・・言われると３作がこんがらがってしまうけどまず、私的に言うと「償い」がおすすめかな？「なぜ？この人が？」と思う人がホームレスになってしまい刑事顔負けの探偵まがいの活躍をしていくんだけどいろんな箇所、考えさせられるっていうんでしょうか？人間は１人では生きていけない弱い生き物なんだけど相手を思いやり・感謝し生かされているんだ。みたいな。。。。これは、博多から湯布院に１日２往復だけの「ゆふいんの森」という列車です。外見もステキだけど・・・中もこんな感じなの車内では、特別駅弁なんかも販売してました。

  2008.05.22

  コメント(3)

• ビジネス本

  最近私は、ビジネス本を読み漁っています。。。この先・・・購買心理学と行動心理学に入り込みそうな勢いです。今、本当にこの方の本一本！って感じの方が海外で暮らしているんですが9月に講義をしに日本に一時帰国なさるそうで・・・ネットで即！そのセミナーの参加申し込みしてしまいました。。。ぎりぎりで参加でき、後の方はキャンセル待ち状態。平日ですが9月東京に行ってきます。ビジネスのノウハウ叩き込んできます。すっごく楽しみ！！それはそうと・・・ここ2.3日涼しかったのですが・・・今日はまた一段と暑い一日でした。先ほど「部屋に入るの恐ろしい～～」と帰ってきましたが風があるせいか快適です。とにかく寝苦しいのが一番困るんだな～朝・・疲れがとれてない～って感じるのが・・でも・・夜になるとすっかり秋風って雰囲気です。ちょっと寂しいけど・・やっぱ涼しいに越したことないな。この間映画の話題が出ていたんだけど・・・今回私は珍しく邦画をチェックしています。浅田次郎さんの「メトロに乗って・・・」これなかなか観たい気分そそるやつです。上映中いけるかな・・・？その前に本読むってのもてかもしれない。。。

  2006.08.29

  コメント(3)

• 東京タワー”リリー・フランキー”

  話題作になっていながらまったく知らないお方だったので興味もなかったが・・・姪から回ってきて読んだ本です。この本はリリーフランキーさんのオカンとの淡々とした生活を描いた本です。時々オトンも出てきます。ずっと母と二人っきりの生活から不満はないものの・・・脱出したい！という願望で東京に出てくる。仕事もうまくいかず親不孝を重ね・・・やっと九州から母を呼びガンと戦うオカンを看取る物語です。そこには母の熱い愛情があり・母を深く愛する息子の姿がある。生涯離婚することなく別居を続けた夫婦の愛情の形があり・・・とても考えさせられたり胸が詰まったり泣けたりした。オカンが亡くなってからオトンと話す機会が増えお互いに自分達が知らないオカンの姿が浮かび上がる。最後のくだりにこんな言葉があった。”オトンとオカンに限らず、ほとんどの夫婦がお互いのどこかを見せないまま、知らないままずっと一緒に暮しているのかもしれない。”九州弁のオカンの言葉が胸を突く一冊でした。

  2006.01.13

  コメント(5)

• 天国の５人

  今日は暖かい一日でした。１０月初旬だったらしいですが風が強かったです。暖冬ですかね？だったら・・雪が多いのかな？”天国の５人”を読んだ。この本は最近私がはまっている「自分探し」に適している。著者のミッチ・アルボムという方は前作の「モリー先生との火曜日」で一躍有名になった方らしい・・・主人公のエディは・・・戦争を経験し父との親子関係もうまく育めないまま・・何の夢も希望もない人生を歩み・・「いったい自分の人生は何だったのだろう？」と思いつづけ憎んでいたはずの父の仕事を引き継ぎ遊園地のメンテナンス係で一生を終える。遊園地の事故で子供を救い亡くなるところから物語りは始まる。大まかに言うとエディは天国らしきところで過去に縁のあった５人と会う。この５人からずっと思い込んできた過ちを正されたり・・父との誤解を解かれたり・・ずっと言いたかった言葉が涙と共に吐き出される。「ムダな人生」なんてひとつもない。自分が様々な「因」や「縁」に結ばれて成り立っていることを悟ればいっさいの苦厄から解き放たれる。「人生で唯一無駄なことがあるとしたら、それは自分が孤独だと思う瞬間だけ・・」生きていく上で何より大切な真実を教えてくれた小説です。

  2005.11.29

  コメント(5)

• Lettes to Me

  この本にはまり込んで２度も読み返しています。Good Luckの第二段。アレックス・ロビラの本です。グッド・ラックも読んだのですがこちらは随分と現実的で今の自分に（誰にでもかな？）あてはまりそうです。「人は何のために生き、どこへ向かおうとしているのか」内容は、きっと人によっては受け止め方が変わるとは思いますが・・日々の忙しさに追われて自分自身を見失っていませんか？というものかな？自分にとっての幸せはなにか？自分を幸せにできるのは自分しかいないのです。だからよく自分自身の心の声に耳を傾けて「いったい自分にとって幸せとはなんなのか」自分に問いかけてみようといった内容でしょうか。。。仕事のこと・生活のこと・自分の生き方のこと。そして目的を持ち方向性を見つけ生きていこうというものです。いろんな本の感動する言葉を織り交ぜながら作者が語りかけてきます。「どの港に向かっているのかわからぬ限り、どの風も悪風である」セネカ。幸福を得るのに必要なのは「物」ではなく「もの」なのです。精神を満たしてくれるもの自分を満たしてくれるもの人のための道具としてではなく　　自分という人間として生きてこそ　　　　　　　　　　　　　　幸福は訪れる。

  2005.09.24

  コメント(6)

• 「忘れ雪」新堂冬樹

  先ほど、都内・千葉あたりに豪雨注意報がTVのテロップに出ましたが・・どうでなんでしょうか？台風の影響が秋雨前線を刺激してるんですかね？どうも・・木曜日辺りがもっとも接近みたいです。今日は訪問先のぴやんこさんお薦めの新堂冬樹さんの本です。別のタイトルだったのですが・・本屋さんに最新作でこの「忘れ雪」が出ていましたのでこれに決定！韓国ドラマ以外で純愛物を読むのは初！に等しい。ちょっと咽元がかゆくなるようなものを想像していましたが・・意に反して殺人事件ありの・・いったい犯人は誰？ありの・・しかし始まりが・・韓国風の両親を交通事故で亡くした少女が親戚をたらい回しにされながらも明るく・・いつも自分を取り戻す（寂しさを紛らわす・・）公園で捨て犬とステキな高校生の青年に出会うのさ。少女は京都の親戚に引き取られる時、青年と７年後の最初に出合った日にまた逢いましょう。。と幼い約束をする。青年の方はとんと忘れてしまうんだけどね。それから再開のときに飛んじゃうんだけど・・・これまた設定が韓国ドラマ顔負けで・・「純愛ってこんな？」みたいな再会したらしたで婚約者がいたり・・事故で失明したり・・最後にはとんでもない悲しい結末に・・ちょっと泣けました。。。日本に居ながらにして韓国ベースの純愛物を楽しめる。ちょっと読んでみてください。韓国といえば夕方のTVでソウルのヨンジュンssiがインタビューに答えている映像を見ました。彼・・髪型変えたのね。。。こちらの来日にもあの感じかしら・・・？

  2005.08.23

  コメント(2)

• ダ・ヴィンチ・コード

  「暑いですね～」もうこれが「こんにちは」に替わる挨拶となった。周りで夕立が降っている様子だが・・家の界隈はまったく・・・でも周りが少しでも降れば寝る頃は涼しいからありがたい。さて・・私は忙しい！とみんなにあれほど断言しておきながら・・こんな本を読んでいた。。。だって・・長い電車の旅？も、早く寝る時のフトンの友も・・読書しか考えられないでしょう。。。？今日は疲れたから早く寝ます。この言葉は読書を加速させます。この「ダ・ヴィンチ・コード」は約半年ほど前買ってほっぽりっぱなしだった本でした。次々と読みたい本が出てしまったため・・・しかし！なぜゆえほっぽっといたの？私は信仰心はありません。ましてや聖書も読んだことはない。でも・・これほど衝撃的な本はない！ここまで言っちゃっていいの？状態で・・・なんというか・・人間とは思い込みが激しいというか・・なにかにすがるしかない・・人間とは弱いものです。なにが嘘なのか？本当なのか・・？いや・・興奮してなんと言っていいかわからない。大雑把に言うと・・聖杯の在り処を辿る冒険物なのですが・・これがなんと見出しにすべて事実に基づいている。というのが怖い。イエス・キリストは本当はだたの人間なんだって・・ホントはキリストは結婚していたんだってば・・・そして・・その妻・マグダラのマリアこそ神にあたる存在なのさ。そして・・その鍵はダ・ヴィンチの絵が語る。さぁ～現実世界の手が及ばない秘境に迷い込んでください。これ絶対面白い！お薦めです。しかし・・わたしって。。。。

  2005.08.09

  コメント(12)

• 「孤宿の人」宮部みゆき。

  夕立がきそうで・・なかなか降り出さない夕食時です。今日は掃除して～～洗濯して～韓ドラの「火の鳥」続きの３話見て・・続きを見たい気持ちを抑えまだ・・意識が戻らない叔父の様子を病院に見に行きました。昔ならとっくに「お亡くなりになりました。」なんだろうけど医学の発達とは本人にとって・・いいんだか？悪いんだか？と思わずにいられません。。。私は常々息子達に言ってある。「延命処置は絶対にしないで！」と「そんなことできるわけないじゃん。」・・そうか・・「じゃ・・ちょっくら一筆書いとくか・・」とかね。体調悪いとフトンの中に居る時間が自然と長くなる。そうなると・・おのずと本がはかどるというわけさ。先日の村上春樹にかかった時間がなんだったの？みたいに・・一気に読んでしまったさ。。上下巻なんだけど・・私はこの宮部みゆきさん大好きで・・最近はこの方時代物が多い。今回は親に見捨てられた「ほう」という女の子を中心に物語は展開していく。「阿呆のほう」とばかげた名を付けられ流れ流れて・・讃岐の丸海藩に落着くが・・・ここでいろんな人々に助けられ愛されていく。とりわけ江戸からの流罪で鬼だ！悪霊だ！といわれる「加賀殿」との出逢いは運命としか言いようがない。なかなかよい作品でした。興味があったら是非読んでみてね。。。

  2005.07.24

  コメント(11)

• 「ねじまき鳥クロニクル」

  今回の村上春樹さん「ねじまき鳥クロニクル」は、とっても時間がかかってしまいました。わりかた奥深い作品な上に理解力の鈍い私はことのほか時間がかかることこの上ない。しかも分厚い３巻ときた。私の理解する内容分析は・・・失業中の「岡田さん」の奥さん「クミコ」さんの謎の失踪からこの物語は始まるのですが・・・もう・・登場人物が不思議な方々で、まあこれもまた面白い。この「岡田さん」水涸れした井戸の中で不思議な力を授かる。これは・・私の考えるところによると・・現実と夢の間にある不思議な世界に入り込める力というか・・その力によって意識下の中で迷いながら帰るところを見失っている奥さん「クミコ」さんを救い出すという。感じでしょうか？これはあくまで私の推察するとことですが・・この本はいろんな人がいろんな考えを持っていろんな理解の仕方ができる小説ではないかと思います。長すぎて多くを語れませんが・・興味のある方は読んでみてください。さて・・なぜこんなに更新をサボってしまったかというと・・日曜日の夕方、隣の駐車場の奥さんがみえて・・「駐車場をブロックで囲う為お宅の木をどうにかしてほしい。」というもの・・・家は東側・南側にハウスがあり・・西側はぎりぎりに家が建っているためレッドロビンを植えた。（塀をつくるより風通しいいかな？くらいの気持ち）これがすでに２ｍを越え大木が数本並ぶ。「普通敷地に木を植えるなら境界線から１ｍは中に植えるべきだ。」だから・・この木の駐車場側を刈り上げろ。と内容はこんな感じ。見りゃ分かるじゃん。１ｍも中に入ったらすでに家が建ってるんです。そのときは黙って彼女の言い分を聞いていたが・・・家に入って考えるうちにふつふつと・・怒りがこみ上げてきた。ええ～～い！邪魔じゃ切っちゃえばいいんじゃん。「ごめんね。私が考えなしで植えたばっかりに・・」という訳で２日かかりで仕事から帰ったら伐採作業に取り組んでいたのでした。昨日なんかもう・・足の形がないくらい蚊にさされたよ～～夜は夜で「チャングム」「ホテリア」と続き・・昨日の朝は驚くほどに寝坊で仕事にすっ飛んでいった私です。

  2005.07.13

  コメント(13)

• 引き続き「他力」から。。。

  昨日から肌寒いです。なんだか桜が咲く前に戻ったようですね。また息子が風邪で39℃の熱です。。弱いヤツです。朝晩の気温の変化、これには体調も崩れても仕方ないですね。皆さんも気をつけてください。さて、まだ読み終わらない本、五木寛之さんの「他力」です。こんなにペースが遅いのは・・「なるほどなぁ～」と思いながら読んでいるからなのですが・・・「免疫論」から導き出された＜地球免疫論＞のお話です。地球を一個の生命体と考えて、そこに生存する草木や動物や人間を地球が＜自己＞か＜非自己＞かを判断し＜自己＞の一部と見なせば＜寛容＞し＜非自己＞と見なせば＜排除＞するという考えです。その観点から見れば最近の天変地異・新種の伝染病の発生いままで＜自己＞として＜寛容＞してきた人間を・・どうも＜排除＞し始めているのではないのか？つまり人間を地球に害をなす他者＝非自己だと地球が認識した為に人間への拒絶反応を起こしているのではないか・・・？最近頻繁に起こる地震・・大勢の死者が出た列車事故・・見えない大きな力が働いているのではないか。。。「明日はどうなるかわからない」そんな時が来ているようです。。。

  2005.05.12

  コメント(14)

• 他力

  朝はやっぱりいつもの時間に目が覚めてしまう。。30分ほど布団の中でもぞもぞしていたが・・やっぱりダメで・・フトンを干して･･洗濯かけて・・ヨンジュンssiのDVD見ながら朝ごはん。その後掃除して汗かいて・・気がついたら”今日って母の日？”急いで花屋さんに・・「私も母なんだけどね～」と思いながら・・ダンナの実家へ。今日は気分的に長居をする気にもなれず・・お茶だけ頂いて早々に退散。とんだ・・ぐだぐだだよ。。でも午後からはゆっくりコーヒーを飲みながら本を読んでいました。「他力」です。他力というと・・「他力本願」を思い出しますがけして・・他力本願＝「あなたまかせ」「他人まかせ」ではなく見えない大きな力。これに任せるといったところですか？引き続き五木寛之路線でいってます。まだ途中ですが・・今日の私に救われる一言。＊＊＊強く悩み迷うことから本当の確信が生まれる。＊＊＊「深く絶望する人間にしか強い希望はつかめません。　　強く悩み、強く迷う人間にしか本当の確信は得られないのです。」五木さんありがとう。

  2005.05.08

  コメント(8)

• 

  運命の足音

  今日は五木寛之さんの本紹介です。私はこの方の本は、エッセイを多く読みます。「生きるヒント」などなど・・とても元気を貰えます。あぁ～こんな私でもいいんだ。。という具合に・・最近の五木さんの作品は宗教的なことが多いです。別に宗教の勧誘ではないんですが・・目に見えない何かを信じるか？信じないか？の違いで生き方も変わってくるんじゃないか・・というところでしょうか？別段なんでもいいんです。神でも仏でも真言宗でも念仏でも・・私はしいて言うならご先祖様でしょうか・・？わりかた神も仏も存在するとは思っていないので・・でもなにかしら運命とか避けられない物事とかは信じます。どうも・・日本人は世界からあいまいな人種と思われているのはこの宗教問題ではないか・・？ということらしい。宗教は怖いものだと思います。戦争まで起こしてしまう代物ですから・・しかし・・この国は何でも受け入れるわりにこれってものがないから政治にしろ経済しろまとまらないんじゃないか？こんなご意見の本です。また、私はドツボにはまっています。いったい私は何を望んでいるのか・・どうしたいのか・・？私は何のためにどこに向かっているのか・・？最近眠れずに薬に頼る日々です。五木さん今回は宗教をもってでも私を救えませんでした。

  2005.05.05

  コメント(13)

• 村上春樹”海辺のカフカ”から・・・

  今日は・・というか連日すごい風です。お昼突風が吹いた後夕立のような雨が・・・春はお天気も不安定ですね。。先日東京に行ったときヨンジュンssiの韓風マガジンと一緒に村上春樹さんのこの本も購入してきました。上下巻で長編だったのですが・・ネットのお友達からとても励まされたようにこの本にも今の自分の心境にピッタリで励まされました。15歳の家庭環境が複雑な少年の物語なのですがこの少年を取り巻く登場人物の考え方なんかがとても共感するというか・・なるほどな。。という感じで。。不思議な世界に誘って頂きました。星の王子様ならぬ不思議なおじいさん（ナカタさん）のキャラはなんともいえない味わいがあった。このおじさんネコとお話ができたりする。。名古屋で行き会うホシノくんとの会話はなんとも掛け合い漫才を聞いているような小気味よさ。とわいえ面妖な旅にいざなってくれる春樹さんに感謝であります。結果としたら・・・私の選択や努力は徒労に終わっても運命づけられていることでも・・・それでも私は私であり・・私以外に何者でもない。私は私として間違いなく前に進んでいる。ということなんだ。とても今の沈んだ私の気持ちを勇気付け後押ししてくれる作品に出合った気分でした。

  2005.04.26

  コメント(6)

• 「日暮し」宮部みゆきに没頭！

  なんと！3日で「日暮し」読んでしまったのよ。しかも上下巻。（昨日は日記更新も忘れ没頭でした。）この宮部みゆきさんの本はリズムがあるというか・・どうもそのリズムに乗せられ止まらなくなります。。。この本は時代小説なんです。時代小説は苦手な分野だったんですが食わず嫌いというか・・・彼女の本は違います。私はこの方の本はすべて読んでいます。書くのが早いか読むのが早いか競争のようです。何年か前に出した「ぼんくら」の続編のような形で書かれています。主役の井筒平四郎の人と生りもさることながら・・甥の弓乃助のずば抜けた推理。。。是非体験していただきたいわ。初めての方は「ぼんくら」から入って頂きたいですね。時代小説も捨てたもんじゃねえ！

  2005.03.01

  コメント(8)

• 

  ｢レディージョーカー｣完読！…(涙）

  別に泣ける内容ではないんです。。。前にも書きましたがバリバリに厚い上下巻にも関わらず１ページ２段構えの大作でして・・・もっとかかるかな～と思っていたのです。いや～なかなかよかったです。（感無量・・）やっぱり映画になる作品ですね。映画観た方もいるでしょうし・・まずはさわりだけ・・＊＊＊＊＊＊＊＊＊発端は大学生の交通事故死から始まる。終戦50年余りのこの時代（この本の時代は）こんなことホントにある？といった差別問題に就職と恋愛を諦めざるを得なかった息子を思い歯科医の父の自殺。そんな娘の家庭問題と自分の半生を思いながら、競馬仲間達と｢レディージョーカー｣（誘拐犯グループ）を作り一兆円企業の社長を誘拐し身代金強奪を図るというあらましではあるが・・・その中で事件を追い記事を書き続ける新聞記者や刑事達企業に寄生虫のように放れない総会屋との絡み、裏で操る政治家達地下金融をめぐる飼いならされた証券マン達。突然のフリーライターと新聞記者行方不明事件から地検が動き出す。事件は思わぬ展開に・・・・犯行グループの人間関係。。。新聞記者の根来、合田刑事の心情なども読み応えありました。前回の｢クライマーズ・ハイ｣のような、男の生き方！見たいな感じですが・・・私こういうの好きかも・・・次回は宮部みゆきさんに取り掛かりますが・・・その前に頭柔らかくするために赤川次郎さん読んでます。この人の作品すき！疲れ取れます。。。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日も会社社長の自殺報道なんかがありましたが企業の中も何があるか分からないという所ですね。読み終わったばかりの本の内容とかぶる事件だと思い興味を引かれてしまいました。そうそう見比べてほしいものがあるの！ これ前に紹介した家のセロジネ。 これが今開催されているラン展のセロジネ。こうなるのに何年かかるの？。。。

  2005.02.21

  コメント(6)

• 横山秀夫の『クライマーズ･ハイ』

  横山秀夫さんの作品は『半落ち』とこの本で二冊目。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊このクライマーズ・ハイはまさに仕事に生きる男の世界みたいな感じだ。新聞記者の悠木が全権デスクを任される日航機墜落事故を土台とする物語だ。そんな中で元部下の死、家での息子との係わり合い、少年時代の辛い思い出「自分が何者なのか」と模索する主人公や組織内の軋轢に描かれた人間の生き様や、意地や誇り。ひょんなことから、山屋の安西と知り合う。衝立岩に登る約束をした当日安西が倒れ、日航機事故が・・・たんたんとした流れの中で私は感銘を受ける箇所が幾度となくあった。母の子守唄に・・・・小さなことを恐れなさい大きなことはどうにもならない小さなうちに恐れなさい大きなことはどうにかなるさ心に多くの悲しみを託っているからといって、他人の悲しみを分かる人間であるとは限らない。クライマーズ・ハイ・・・一心に上を見上げ、脇目も振らずにひたすら登り続ける。こんな生き方も良いかもしれない・・・でも私は悠木のように迷い・悩み・わき道にそれても自分を見失わない生き方がいい。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊いい本だ。と感じるときは今の自分の心境や自分の生き方なんかに共感を呼ぶものが入りやすいし、感動を呼ぶ。次はさるお方よりお薦めの・・『レディージョーカー』に進みます。これは上下巻の超大作。しかも1頁が二段構えの代物。。。大作は大好きだけどいつ読み終わるか泣きそう。春になるかも・・・・

  2004.12.25

  コメント(2)

• 奥田英朗の『邪魔』

  今日は本紹介です。大藪春彦賞を受賞した、奥田英朗さんの『邪魔』です。これは上下巻の長編ですがとってもよかったです。年代的にお薦めなのかな？＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊平凡な主婦及川恭子が、夫の勤務先の放火事件を機に生活が一変してくる。子供2人との平凡だが幸福な生活が奈落の底に・・・誰にでも起こりうる他人事ではない不安感。。。。こんなにも普通な主婦が些細な事件でこれほどまでに変貌していくのか・・・日常に潜む悪夢、やりきれない思いをドラマに織りこんだ傑作。もう一人の主人公の九野刑事も、妻の死の痛手を抱え、心のよりどころの義母に愛情をそそいでいるのだが・・・それが思わぬ展開になり読者を驚かせる。九野刑事を逆恨みする花村刑事の異常さも見もの。企業とやくざ・やくざと警察というしがらみも現実世界でもこんな感じ？と一気に読みました。ぜひお薦めです。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊本ばかり読んでて、母のベストが全然仕上がらない。先日病院に行ったら肩を少し長めに・・・なんて言うからもう少しなんだけど、また編み足しています。（泣）

  2004.12.12

  コメント(6)

• 『どちらかが彼女を殺した』

  ここのところ朝冷えますね～～ゴミ出しでいつもより早く起きて家の周りの整理したりするんですが・・・もう寒いっていうか”キーン”って感じです。（分かってくれる？）タイトルと関係ないお話でごめんなさい。今日はやっと読み終わった東野圭吾さんの『どちらかが彼女を殺した』です。和泉康正、警察交通課巡査の妹園子の自殺から始まる。電話の様子が変なので妹のアパートに・・・・そこで妹の変わり果てた姿を発見する。部屋の様子からこれは殺人だと思い容疑者を探し出し、復習をする決心を。。。。最初から最後まではありがちな推理小説なんですが最後でビックリ！こういうタイプの小説は初めて・・なんて表現したらいいの？最後まで推理小説なんです。。。。？意味わかんないよね・・・読んでいただけると分かってもらえると思うんだけど・・・この方とは始めての出会いなのでいつもこんな感じなんでしょうか？若い方はこういったあやふや・不透明・グレーな感じを好むんでしょうか？どうもおばさんは、はっきり・くっきりが好きです。興味ある方はぜひどうぞ！

  2004.12.03

  コメント(7)

• 雨鱒の川

  川上健一さんの『雨鱒の川』読みました。ずっと一緒だった心平と小百合耳が聞こえない小百合の言葉は心平にだけわかる。そんな二人の純愛小説です。青森が舞台になっている為方言丸出しのセリフなんですが母の実家が青森なんで死んだおばあちゃんを思い出しちゃいました。寝る前にフトンの中でいつも読むんですが・・・もう泣いちゃってｘ２今朝は目がはれていました。最後心平と小百合死ぬんじゃないかと思ったけど・・・・小さい頃から小百合を思い続けた英蔵の潔さに感動！映画化されるらしいけど・・・この心平と小百合の役は大変だぞ！誰がやるんだろ？

  2004.11.08

  コメント(1)

• 読み終わった。村上春樹『アフターダーク』

  比較的読みやすく短時間で読めた方深夜から朝にかけての8時間くらいの内容なんだけどいつもの通り春樹さん思考が深くて”なるほど”とオバカな私は考えさせられることしきり。。。やっぱこの不透明感がいいんだよな～いろんな人の心情は出てくるんだけど・・・突っ込んだところはどうぞご勝手に。。。ってとこが私は好きなんだ。ところで明日台風通過だって？ちょ～大型台風って。。。いつも言ってない？まいるよな・・・土日友達と温泉旅行なんだ。明日じゃ土日は晴れると思うけど・・・24号も来てるんだって？かんべんしてよ～

  2004.10.19

  コメント(2)

• ハリーポッター

  昨日の地震騒ぎで書くの忘れちゃったんだけど。。。ハリーポッター本買って来ました。皆のページ見てたら”あっもう出てるんだ！”と思い財布の中身も見ずに本屋さんへ直行。。。上下巻で4200円？”昨日買い物して・・・いくら入ってるかな？”と見たら。。。えっ3000円？小銭をかき集めて・・4150円？50円足りない。。。普通バックの底とかに小銭って落ちてるよな。。。と思って見てもこんな時には落ちてもいない。。。隣の銀行のＡＴＭも横目で見て（日曜だから・・）家にとりに帰って違う本屋に行きました。（狼狽する姿をレジの女の子にしっかり見られていたから・・）やっと念願のハリー手に入れた！さ～読むぞ！って所に地震がきたわけです。

  2004.09.06

  コメント(3)

全23件 (23件中 1-23件目)

1