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February 1, 2010
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カテゴリ:ホラー映画
 前評判に誘われて公開直後に見に行ってしまった。
 館内は小学生、中学生、高校生と思われる人たちがほとんど。ミーハー的な映画なんだね。

 あるカップルの女性に何かが取り憑き、二人の家に超常現象に起こるという話。

 隣の席は、中学生か高校生の女の子だったけれど、映画が始まっても、ポップコーンを食べたり、コーラを飲んだり、櫛で髪を梳いたりしていた。なんでかというと、地味ィな展開だから。まあ、怪獣映画で怪獣が出てこない場面ではろくにスクリーンを見ていない子供と同じだね。

 けれど、クライマックスあたりになると、後ろの席から女の子の荒い息づかいが聞こえてきた。ちょっと恐かった。映画が終わった後で、その周囲の友達が「大丈夫だよ。もう終わったよ」と慰めていた。どうやらその女の子は恐くて泣いていたようだ。
 
 そして、映画が終わって、前の席の男子中学生が言った。「(恐かったのは)一瞬だったね」
 本当は一瞬という言葉ではなかったけれど、ネタバレを防ぐために敢えて言葉を変えました。

 60年代まで、プロレスは、小技、中技の攻防を見せていって、決め技として必殺の大技一発が炸裂するとそこで試合が決まった。
 そして70年以降は、一試合に必殺技が何発も出るようになり、今では、これでもかこれでもかと大技が連発される。それでもなかなか勝負は決まらない。

 映画も、見せ場の連続やCGによるあり得ないけれどリアルな映像の垂れ流しなど、ひたすら派手になってきた。 
 そんな中で、『パラノーマル・アクティビティ』は、超常現象を小出し小出しに積み重ね、一瞬の驚愕映像を出す、というクラシックなスタイルのプロレスにも似た映画でした。
 目の付けどころは悪くなかったのだけれども、あらためて古いスタイルを使えば恐いかというと、あるいは満足できるかというと、それだけじゃね。
 
 しかし、プロレスは衰退してしまったなぁ。

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Last updated  February 6, 2010 03:38:54 AM
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