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November 7, 2010
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カテゴリ:ホラー映画
ディセントZ-地底からの侵略者-

ディセントZ-地底からの侵略者-

価格:4,536円(税込、送料別)



 『ディセントZ』だよ。
 これは『ディセント2(2009)』とまちがえるよね。

 『仮面ライダーZO(1993)』は、仮面ライダー20周年記念作品である。「ZO」と「20」は形が似ているから、とか。

 このタイトルをパクって、DVDの売り上げや貸し出しが増えるのか。元ネタの『ディセント2』自体が、それほど知られているとは思えないけど。

 パッケージに描かれた怪物も、『ディセント(2005)』から登場しているクローラー(地底人)によぉく似ている。
 
 そんなこんなで、こちらとしては、またパチモンのとんでもなく安っぽい映画だと予想した。最低映画に浸ろうと身構えたわけだ。そうしたら、意外にしっかりとできた映画だった。その点では期待はずれだった。

 パチモン映画の世界は、脚本が出たとこ勝負で、出演者が極端に少なく素人演技などの特徴がある。金を払い時間をかけて見る映画の基準をぐうっと下回っている。
 しかし、『ディセントZ』は、タイトルのパチモンぶりとは異なり、地味なりに一定の水準に達している映画だった。メッセージ性もあるし。そんなこともあるんだね。

 だからといって満足するのかというとそうでないのが、ジャンク映画マニアだ。

 この映画のモンスターをZモンスターと呼ぼう。Zモンスターは、『ディセント』シリーズの地底人に姿形が似ている。さらにZモンスターとクローラーは、ともに地下に棲息している。ここらへんから、ディセントってタイトルを使ったわけだね。
 で、登場人物は、Zモンスターの襲撃を木槍で撃退する。この部分がイヤだね。
 熊だって虎だって猛獣は、そんなふうに退治できないでしょう。アクション映画では、敵が放ったドーベルマンにも、太刀打ちできないシーンがある。

 モンスターとは、人知を超えた強さを発揮するものだ。
 しかし、決定的な弱点をもつ。

 たとえば、ドラキュラ。闇の王といわれるが、十字架、にんにく、日光などに弱い。
 狼男も、銃弾を撃ち込もうが何をしようが殺せないが、銀製品には弱い。

 ただ人間を食うために襲ってきて、木槍で突き殺されるZモンスターはモンスターといえるのか。肉食獣と変わりない。

 ところが、このZモンスター、日光を浴びたら肉体がボロボロに剥離していって滅びた。この部分、モンスターらしい。 

 オリジナルタイトルは「The Burrowers(穴居性動物)」。これじゃあ売れないか。


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Last updated  November 7, 2010 02:24:41 PM
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