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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:ホラー映画
劇場公開版のタイトルは『ピラニア3D』だったけど、DVDでは『ピラニア』。 映画でもDVDでも、3Dでも2Dでも、近年ピライチいやピカイチのおもしろさだった。 基本的に小さいモンスターは好きじゃない。 モンスターであるならば、最低でも2mはないとね。 でも、今回のモンスター・ピラニアは迫力あるぞ。 オリジナルのジョー・ダンテ版では、ピラニアは陸軍の生物兵器だった。 しかし、アレクサンドル・アジャ版は、地底湖に生き残っていたピラニアの祖先種パイゴセントラスだ。 顔つきだけでふるえがくる。 バイオテクノロジーで無理無理強化されたピラニアって、養殖ものみたいだ。 その点、パイゴセントラスは原始から生きぬいてきたバリバリの天然もの。 どん欲なたくましさのカタマリだ。 また、生物兵器という設定では、科学者や軍人が登場することになりがち。 そればっかりで、そのパターンはもう頭打ち。 そこで科学者、軍人の代わりに出てきたのが、ポルノ映画の監督だった。 であるから、映画は、エロが前面に出て、ピラニアに喰いまくられてグロとなる。 でも、ひたすら能天気。 エロの方は、美女が水中をオールヌードで泳いだり、「濡れたTシャツのボインが見たい!」と叫びながらピラニアに喰われたりする。そんなもんで、ハードコア的なからみシーンはない。 グロの方は、ピラニアに喰われ、手足はちぎれ、かなり人体破壊ではある。しかし、『ホステル(2005)』みたいに拷問苦痛を見せるわけではない。 いずれにしても圧倒的に凶暴、何の感情もないピラニアが暴れまくる。 人間にはピラニアに対抗するための効果的な手立てもない。 さらに、このピラニア軍団(かつてそんな集団があった)は、前座レスラーにすぎなかったのだ! まだメインイベンタークラスが控えていた、というところで『ピラニア・リターンズ(2012)』に続く。 『ピラニア・リターンズ』、早く見たい。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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