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テーマ:最近観た映画。(40136)
カテゴリ:ホラー・コメディ
『ピラニア3D(2010)』は奇跡的なおもしろさだった。 しかし、奇跡がそう何度も起きるものではない。 と、分かっていても、期待してしまっていたんだよ。 確かに、この「期待感」はクセモノだ。 多分に映画にフィルターをかけてしまう。 だとしたら、『ピラニア3D』を見ないで『ピラニア・リータンズ』を見たとしたらどうだったか。 多分、評価しなかったと思う。 とりわけ、この点は不満だ。 前回のラスト、「あのピラニアどもはまだ大人になっていない赤ん坊たちだ」と分かり、一瞬成体が姿を現す。 そうしたら、当然次回作ではパラーアップした成体の脅威が語られると期待する。 ところが、それに応えてくれるものはなかった。 なかったのだ! 『ピラニア・リターンズ』の監督は、ジョン・ギャラガー。 ホラー・コメディ『ザ・フィースト』を撮った人だ。 『ザ・フィースト』は、嬉しいモンスター映画だった。 モンスター映画ここにあり!と快哉を叫びたいほどの。 しかし、『フィースト2/怪物復活』『フィースト3/最終決戦』と、こちらの好みからはずれていった。 その外れていった方のテイストなんだな、『ピラニア・リターンズ』は。 ジョン・ギャラガーらしいといえばそうだけど、こちらが見たいものではない。 そして、シリーズはまだ続くようだ。 『ピラニア3D』同様次回につなぐ終わり方をする。 しかし、今回はそれほど期待のもてるつなぎ方ではない。 まあ、乗り掛かった船ならぬ喰われかかったピラニアだ。 新作もおつきあいしますよ。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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