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February 11, 2013
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カテゴリ:SFアクション


 宇宙からモンスターが飛来。
 しかし、この『アタック・ザ・ブロック』はモンスター映画ではない、残念なことに。

 『アタック・ザ・ブロック』は、少年の成長物語である。

 例えば、『エイリアン(1979)』。
 この映画には、リプリーというとても魅力的なキャラクターが登場する。
 女性として男を惹きつけるかどうかは知らないが、ヒロインとしては超大物。
 リプリーは、強大なエイリアンに果敢に立ち向かい、困難を乗り越える。
 その後、映画界には闘う女性が多く登場するが、それらはリプリーの影響大であることはみんなが知っている。
 であっても、『エイリアン』は、リプリーの映画ではない。
 リプリーよりも、圧倒的な存在感を見せるのがエイリアンなのである。

 しかし、『アタック・ザ・ブロック』のモンスターは存在感がそれほど濃くはない。
 造形的に見ると、真っ黒な毛むくじゃら。熊と犬とゴリラをかけ合わせたような姿形をしていて、鋭い牙が夜光塗料を塗ったように浮き出ている。
 まあ、よくある爬虫類タイプ、ゴキブリタイプのモンスター、クリーチャーではなく、哺乳類タイプ。ちがいを意識的に出したのかな。
 凶暴性剥き出しに人間を八つ裂きにするモンスター。
 であるのだが、エイリアンみたいに煮ても焼いても食えない弱点のないクリーチャーではなく、女子供にもけっこう殺されてしまったりする。

 そういったモンスターの印象もあるのだが、それ以上に主役のモーゼズ少年の存在感の方がずっと強い。
 モーゼズは、不良である。
 悪の道にはまっていく。
 だが、かいま見られる生活環境には、同情すべきものがある。
 知力、体力、仲間に対する思いなど、じつはモーゼズはいいものをもっている。
 そして、モーゼズは、凶猛モンスター相手であろうと勇気をもって行動する。
 力を発揮する場さえあれば、悪の道には進むはずのない少年であることがとってもよく分かる。

 笑わないモーゼズだったが、しかし・・・。

 モーゼズの見せ場は十分ある。
 それはいいんだけどね。
 好みとしては、モンスター主体の映画だ。
 モンスターの脅威が目一杯見られる映画がいいな。


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Last updated  February 11, 2013 10:07:40 PM
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