先週の木曜日。
社長に叱られた。わたしの作った書類が気にくわないらしい。
ナニを作ったかというと、会社の仕事じゃない。

町内会のお知らせの書類。町内会の一斉清掃のお知らせ。
町内会の決算報告書。町内会の今期予算案。町内会の健康いきいき体操会。

これはわたしの仕事じゃない。
町内会には事務局があるはずなのに。ワープロ打てる人が居ないので
わたしが作ってる。
でも、これはわたしの仕事じゃない。
そういえば、去年は盆踊り大会のポスターも作ったよな。
今年も作るンだろうか・・・・


金曜日。町内会の会費を預かる。町内会の役員がやってきて
この書類も作ってくれと言う。

あれ？それは事務局がやるんですよね？と言うと
だから、ワープロ打てる人が、、、、いないから・・・・
って言われる。
そうか。結局はわたしが作るンだ。

その日、わたしのパート終業時刻があと１５分で終わる頃。
社長がやってきて。
この書類急いで今作って。と差し出してきた。

仕事の書類かと思ったら、社長の学校同窓会の案内だった。
もう、わたし帰るのに、と思ったけど。
これも仕事だと思って、急いで作った。

そして。月曜日。
朝、出勤したら社長から大目玉を食らった。
金曜日、急いで作った同窓会案内で、使った時節柄の四文字熟語が
間違っていて、そんな書類を同窓会のメンバーに廻したことが
よほど、恥だったらしく。

人として恥ずかしい間違いだ！と言われた。
どうゆうつもりで、そんな間違いをしたのか問いつめられた。

どうゆうも、こうゆうも急いで作ったから覚えてる訳がない。
しかし、こうゆう時は陳謝で通すのが術だと知っているので
ひたすら誤った。


社長は、なんでこんな間違いをするんだ！と何度も言ってきた。
だから、今更どうしようもないので謝ってるのに。。。


仕事から帰ってきて。
最近読み続けてる『魚住くんシリーズ』の最終巻を手にとって読んだ。
やっと、第５巻まで読み進めることができた。

このシリーズは、しんどいしんどいとイイながらもそれでも
読まずに居られない、ものすごい吸引力のある話で。
だから、がんばって這うようにして最終巻まできた。

最終巻の始まりのお話は、魚住くんの話じゃなくて
魚住くんの元カノの響子さんの話だった。

響子さんは、ずっと大学院で研究員をしていたけど
ある事情で、大手の製薬会社に就職したばかりだ。

響子さんは、大学で研究の仕事をしていたのに
会社勤めを始めたら、お茶の入れ方は上司の好みに
合わせることから始まった。
そして新聞を毎朝切り張りコピーすることが仕事になった。

わたしは、もう何十年も事務員をやってるので
こんなことはトーゼンの仕事のうちだと思ってる。
仕事に余裕のあるときは、喜んでお茶だってタバコだって
買いに行ってもイイ。

でも、２月に相方の事務員が辞めて、今はわたし一人でパート事務を
こなしてる。
短時間しか働かないから必然忙しい。
それなのに、町内会の人がやってきて

『今度のいきいき健康体操会に参加します』と言ってきた。

ああ、この人はまったく関係ない訳で。
このおばあさんに、あたしはこんなことやってるヒマないのよ！
クソババあ！などと言うわけにもいかないのだ。

この、おばあさんは町内会から廻ってきた書類を見て
自分の健康維持のために、参加申し込みをしに自宅から歩いて来たのだ。

申し込み先は役員まで。って書類に書いてある。
それって、確かにここの会社の住所。社長が役員やってるのでわたしの居る事務所に
みんなやってきて、町内会のあれこれを頼んでいく。

これは仕方のないことなのだ。
だって、社長が役員なんだもの。でも、社長は忙しいので
応対するのは、いつもわたし。

これも、仕事なのだ。
町内会の盆踊り大会のポスターを作るのも。
社長の同窓会の名札を作るのも。
朝、出勤したら事務所の入口に丸まった洗濯物が落ちていて
なんだろうと広げたら、社長のパンツだったとしても
それを、見えないところにしまうのも仕事なのだ。


そう、あれもこれもどれも仕事。
お給料を頂くンだから。トーゼンの仕事よね。。。



なっっ！！ワケあるかぃ！！ぼけーーーーーーーーーーーーーーー！！！
もーーー。オレはイー加減頭にきてんだよ！！！

師（爆）沿！！

(ﾉ＝ﾟﾛﾟ)ﾉ ⌒┫:･’.::ﾔｯﾃﾗﾚﾙｶﾆｬｱｱｱｧｧｧｧｧ!!!!