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カテゴリ:本
昨日、本屋さんで「地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」という本を買いました。 まだ,なんだか分からないですよね。 年間総消費量=1人当たりの1日玉ねぎ摂取量*365日*総人口+食品以外の年間玉ねぎ消費量 というように,問題の答えを導く式を考えることです 次に,じゃあ1人当たりの1日玉ねぎ摂取量をどう求めるかという因子を「モデル化」して行きます ちょっと試しにやってみますね 日本の総人口を1億2,000万人として男女同数とします 以上のモデル化により,日本における玉ねぎ年間消費量は22+29+10=約60万トンという結果になります こうやって,アプローチ設定とモデル化によって答えを出すのは,必ずしも正解を求めている訳ではなく,設問に対して"思考停止"せずに頭を働かせることを繰り返していくことで"地頭力"が高まるということを書いている訳です でも,答えが分かるものは,一応検証をします 正解は1人当たり年間約10kg, だから日本の年間総消費量は約120万トン あらら,推定より実際の消費量は約2倍でしたね もちろん,正解が探せない設問もこのフェルミ推定で考えることできますね 例えば「日本には"駐車禁止"の看板は何枚あるか?」とか・・・
この本を作ったのは「東大ケーススタディ研究会」と称する学生たちなんですが,テーマを頭のトレーニングということに絞って分かりやすく書いているので,良くできていると思います。モデル化なども,ほら僕らこんな難しいことやってるんだぜという部分がないところがgoodですね。 ただ,個人的にちょっとどうなのと思う部分も・・・ 彼ら「コンサルティング会社就職希望」らしいのです 私もBCG, PWC, IBMBCS, McKinsey等々いろんな人と付き合いがありましたが,ろくなもんじゃないですよ・・・・それに,大学を出て,実業を知らずしてコンサルだなんて・・・・ でも,会社というものは,そういうろくでもないところに大金を払うことを知っているからこそコンサルを選ぶというのなら,それはそれで賢い?
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Last updated
2009.10.15 23:33:13
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