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カテゴリ:カフェな気分 恋愛編
仕事帰りにケーキ屋に寄った。 日付は2月14日。 毎年バレンタインデーには、彼氏には手作りチョコケーキ、お父さんにはスーパーやコンビニなんかで買った、安もんのチョコをあげていた。 うちの父親は、昔っからそうなんだけど『もらった』っと言うことに対して、とても嬉しそうに喜んでくれる。 私からしてみれば『ギリ』の形だけのチョコに過ぎないんだけど、父親はいつも優しく笑みを浮かべ大切そうにチョコを食べてくれるのだ。 来年からはもうお父さんに、チョコあげることは無くなるんだろうな。。。 そう、私はこの4月で嫁に行く。 きっと別の家に住むことになったらワザワザチョコを、お父さんにあげにいく!っなんてことないだろう。 そして今日の会社帰りに『今年で最後なんだから。。。』 と、ケーキ屋へ向かった。 店員が『チョコのプレートにメッセージを、なんて入れましょうか??』と聞かれると、普段恥ずかしくて口に出せない言葉 『大好きなお父さんへ』 家に帰って父親にいつも通りわたすと『おお??今日はえらい大きなチョコやなー』と、蓋を開ける時に私は照れくさくてお風呂に入った。 風呂から上がって、父親はとても嬉しそうに母親に話し、チョコケーキを食べずに写メを撮ったりしていた。 お父さんが寝てから、母親が言った。 『お父さん、ケーキ見たとたんに少しウルウルしてたよ♪』 って。私は思った。『お父さん、本当に本当に大好きだよ』ってね。 ☆ココで一句☆ 「父親にとって 甘い甘いチョコレートは きっと 可愛くて仕方ない 娘なんだろう。。。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2005 03:46:22 AM
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