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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
これって浮いてしまう意見なのだろうか?
「内容も最高だった」というのは…。 W杯予選だから結果さえ出ればどんな内容でもかまわない。 でも、昨日は内容も今年最高のものだったと思う。 まぁ、ドイツとかイタリアとか、攻撃サッカーとは言わないサッカーを好む俺好みな内容…だから「最高」と言うのかもしれないが。 何が最高だったか。 1つめは、前回のUAE戦のテーマ(と私が考えていた?)が存分に活かされていたこと。 このときの日記でも書いたが、8人の守備を集めて「守備のイメージ」を持たせたこと。昨日の試合では、バーレーンのカウンターへの対策は徹底していた。すなわち、攻撃時にはリスクを負ったものは避けた。守備陣が準備していないところでボールを失うことの怖さは日本での第1戦で存分に知っていたので(このときの戦犯はもちろん三都主)、みんな後ろが準備をした上で勝負を仕掛けていた。そうでないときは、シュートで終わる攻撃を仕掛けるか、ロングフィード。小笠原の得点シーンを含めて前半は特にこれの繰り返しだったと思う。 2つめは、ボールキープの図々しさ。 後半25分過ぎか、攻め込んだときになかなかシュートを打たずにファンをやきもきさせていた時間があった。バーにいた人たちはみんな言った、「何でシュートを打たないんだ!」最初は私もそう思ったけど、ちょっと試合の流れを考えてみるとあれは最善の手段なのだと思い直した。 後半、攻勢に出たバーレーンに対して、人数は掛けていたが日本の守備は心中穏やかではない時間帯が25分くらいまで続いていた。その後の攻撃だった。この場合、シュートを打てば得点は入るかもしれない。でも、入らなければそれで相手の攻撃がまた始まってしまう。結果、最もリスクを負わない高い位置でのボール回し、これを選手は選択した。中田、中村、福西、加地など、こういうボール回しをそつなくこなす選手が揃っていたのも良かった。結局バーレーンの次の効果的な攻撃は35分ころ、つまり終盤の苦しい時間帯を10分間も吸い取っていた。ずっと働かされていたバックラインからすればありがたいものだっただろうし、バーレーンからすればこれほど嫌なこともない。 正直、こんな戦いを日本がするとは全く思わなかった。1-0で逃げ切った試合は確かにこれまでにもいくつかあった。でも「1-0で逃げ切る」戦いとしてこれほど上手い試合運びができる国は世界上位国にしか見当たらないと思う。それを日本ができたのは、ものすごく大きな進歩だろう。我慢に我慢を重ねるサッカー、みんなを喜ばすことはできないサッカーだけど、少なくとも私はこの試合で見た日本の成長の証が嬉しかった。 P.S 小野の怪我がブラフか?という話、やはり違ったようですね。 申し訳ありませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.04 23:26:28
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