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テーマ:サッカーあれこれ(20052)
このブログでは、親善試合で勝った負けた、というのを
いろいろ言うのはやめにしてくれ~って散々言っているが、よく考えるとジーコ自身が「異常に負けず嫌い」だということと矛盾しているなぁ、とか少々考えてしまった。 彼は練習、合宿、調整全てで死ぬ気で準備して、試合で全てを出して頑張った見返りにいい結果が必ずある、と考えているようだ。よく見ると私自身の人生観に似ているが(笑)それはどうでもいいとして、だからこそ昨日のジーコも、昨年のハンガリーでも我慢がならなかったのだろう。 この結果の責任はジーコでも選手でもない、と言いたい。 ああいう展開を想定できなかった協会側にある。シェフチェンコどころか、彼の相方(少なくとも5年前までは!)レブロフまで怪我で欠場なんて、意図めいたことしか思いつかない。いくら契約書にサインさせたからって、これで提訴できるかはわからないし、しかも試合に負けてしまえば確かに文句も言いにくい。 2010年のW杯の調整試合に向けて、大いに反省材料としてもらいたいものである。 負け自体の責任は選手にない、という視点で内容を。 中盤のディフェンスは中田を中心に選手が走りまくり、「これ以上下がったら袋叩きになる」ラインギリギリで抑えていた。アウエーとしてはこれだけ出来れば充分といえる守り方だと思った。だから突然のダイレクトパスみたいな展開でチャンスを食らう(あれは油断だったが…)以外、前半は危ない場面はほとんどなかった。中田浩二の退場(あれはレフリーが贔屓でないとしても退場か)以降は、1人少ない人数でそれを行わなければならなかった。ジーコは元気な選手をどんどんチームに注入して、最後までチームを活性化させていた。采配としておいおい、と思う面も全くなかった。唯一、3連打くらった時間帯をなんとか抑えきって、これで勝ち点1(?)は取れたと思った矢先に失点は起こった。あれは事故だし、これでどうなるわけでもないから、PKについては別にいいと思ったのは私だけなのか。 もちろん、攻撃面については文句がいろいろある。とは言っても文句と言うよりは嘆きというべきか。90分でシュート4本、23分に1本というペースはさすがにいただけない。所謂妙なところでパスをする癖が、この試合は際立っていた。 このとき、ちょっと前のイタリアなんかでは、カテナチオ+3人攻撃の戦術を使っていて、冒険したシュートをあまり打たないというのがあったが、彼らの「SHOTS ON GOAL」は他の国を圧倒していたという事実を聞いて驚いたことを思い出した。 あのFW達にそんなことをやらせても意味が無いのはほとんどの人がわかっている。決定力がどうとか散々言われているからか、ゴール前ではシュートを慎重に打とうとしている。別に突破なんかする必要は無い。コースを空けて打つくらいならできる。そうやって積極的にシュートを打つ選手を重宝して欲しい。「打たなければ入らない」なんて小学生でもわかる。まぁこの時期になって優秀なFWを探せ、というのはもう無理だ。今いるFWでより可能性のある選手を使う、それしかない。昨日は中田浩二の退場で大久保投入が不可能になったが、彼はやはり試して欲しい。 ともかく、総合的には悲観するものでもない。昨日の試合だけを見て、「これで強豪と互角に戦えるのか」という疑問を持つのだとしたら、それは違うと思う。 最後に…。 ・小野は前にも書いたが、23人枠に入れるべきではないと思う。実力は怪我するか否かも含めて実力。いつ怪我をするかもわからない選手のために貴重な23分の1を消費するのは有益だというほど今の日本の層が薄いとは思わない。 ・どっかに書いてあったが、今回の問題で日本のメディアはあまりにおとなしすぎる。まさかあの結果と内容にジーコを叩くだけなのか。どうしてウクライナを叩かないのか???別にもう一度やれというわけではないが、こういう面の積み重ねが「日本が甘く見られる」ことに繋がっていると思わずにはいられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.13 16:03:19
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